過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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209:白桜 ◆zqsKQfmTy2[sage saga]
2018/08/12(日) 22:58:45.31 ID:S6INyVQr0
>>206

【自身が住むアパートへ向かう道中、白桜は甘えに甘えきっていた】
【膝枕を堪能した次は手のぬくもりを求めて。予想通りに手を繋いだり腕を絡めたり】
【公園から自宅アパートまで終始一貫。周囲の目など歯牙にも掛けなかった】
【寧ろ文月に向けていたのは満面の笑み。無雑で無邪気に甘えて肩に凭れかかったりもしていた】


【―――】

【そうして道中も文月を堪能した白桜。目的地までの時間があっという間に思える程】
【部屋の前に辿り着いたとき、横目でちらりと見遣ると恥ずかしげな文月の姿があった】
【そんな姉の照れた仕草に、可愛らしい嗜虐心が鎌首を擡げる。――意地悪したい、と】


……やだ。離さない。お姉はんは恥ずかしいと思ったかもしれない。
けれど……私は恥ずかしいと思ってない。寧ろ……見せ付けたかったから。

道中でいろんな人が…私達を見てたの知ってた?きっと視線を釘付けにしてたと…思う。
だってお姉はんは美人さん、……だし。見目麗しい自慢のお姉はんだから……。

それに……妹のおねだりを聞かない姉は居ないのでしょう?
だったら、"これ"もおねだり。ほら、私は甘えん坊だから。特に今日はお姉はんに会えて嬉しいから。


【饒舌な白桜は喜びで細めた目でも語る――"お姉はんは嬉しくないの?"と可愛げのある意地悪な目で】
【そうして甘えん坊気質を伺わせるのは、文月が特別な存在だから。姉として慕っているから】

【そんな折――白桜はふと思い出す。二月前に掃除してもらった部屋は以前の様に散らかっている事を】
【煙草や酒瓶は転がってないが、書物は床やベッドに散乱している。そんな部屋を。故に、白桜はそわそわし始める】
【"―――……もしかしたら、ここの部屋は私の部屋じゃないかも"と明らかな嘘を吐いて、文月に反撃する余地を与えていた】

//すみません、大変お待たせしましたっ!


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