過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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The Slasher=^八攫 柊
◆fsq5uTqB74AP
[saga]
2018/08/12(日) 02:26:38.38 ID:WH2EXsPJ0
>>196
……ううん。きっと、それも私じゃない。
死ねば悲しませてしまうのに、一番大切な……大好きな一人の“大切”になれるのがうれしかったなんて、ね――――
【くすりと、可笑しいことを可笑しいとだけ楽しむ様に。淡く、その声は静かに奏でる】
【受け入れながら、受け入れられない。滲む情動は、刀身に朝露を滴らすように清冽でありながら寂れを思わせるそれだった】
>>197-199
、
>>190
【真実は、あまりにあっさりと明かされて。半ば唖然としながらも、心が追いつくまでの時はごく短い】
【生み出された原因、虚構現実という犠牲。心は、抑えがたい想念を生じたけれど、】
……なんだ、ただそれだけの話だったのか。
ヒトの弱さがための禍なら、ただ強いだけの怪物と、脅威としてはなにも変わらない――――――――
……ああ、やっと貴方を少し好きになれそう。
人のためになることだと嘯くなら、それも自分の売り込み方のつもりなのかしら、ね……――――?
【ただの刃に、そんなものを鑑みる動機はなかった】
【質的な無謬・無敵ではなく、起こせる現象と、その制限の小ささがための超越性】
【個を重んじるがゆえに世界にさえ挑み、対峙することさえ恐らく厭わぬ自我は。規模や速度といった量的な差異に、格やそれに似た概念を見出しすらもしなかった】
……神の戯れを気取るなら、紛い物だと自覚してなさい――――――――
束の間の歓びを、せいぜい味わっておけばいい。
貴方に勝利は訪れない=\―――刻み込んだ最後の刻に、思い出せることを祈ってあげましょうか?
【人造物に過ぎず、だからこその欠陥、弱点。突くべきものがあるのだから、ただの到達の過程。剣士にはただの、この日戦った人間と同じ、強大ななにか≠ノ過ぎなかった】
【だから、果たさなければならない。心さえも喰い尽くされても、何者にも壊させたくないものがあるから譲らない。】
【粛滅の神火を己が内へと呑み干して――――人間であり太刀金翅鳥≠ナあるその命は、今一度崩壊を拒絶し、けれど同時に、自己を削った】
【虚神鏖殺、揃えるべき材料/必要な前提/この日の生者と死者の線引きの意味――――遍く心と自我をひととき侵し、悪夢を連れて翔ぶための筋道が描かれてゆく】
【本当に、油断とは致命の毒だ。世界を侵す呪物の番が、心という鞘を引き裂いて完成しつつあった】
【……そして、そうなれば。最も捨て難いものを捨て去ることは、きっと、避け得ずに】
【ちくりと胸を刺す痛みの正体は分からずに――――或いは、無意識のまま気付かないフリをして――――、……?】
(…………?、――――――――)
【結局、意味なんてないと先へ進んだ。理由は決して変わらぬまま、破壊的な速力で軌道を描いて】
【……会いたい。たすけて。また、笑いあってみたいけれど……――――――――。】
【巡りだす思考に蓋をして、足取りが固く音をたてる。己が自我さえも書き換えてのける意志の焔は、翳るがまま、今宵だけは有りの侭に、眠りに落ちる夢のなかでは“ひと”だった】
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