過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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◆1miRGmvwjU
[saga]
2018/08/12(日) 01:17:46.87 ID:7pgpyqoc0
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>>197
【1秒にも満たぬ雪解けのような機微。 ──── されども、ミレーユはそれを見逃さなかった。見逃すはずがなかった。】
【 ──── 夕月の見てきたどんなミレーユよりも、シグレの見てきたどんな人間よりも、彼女は優しく笑むのだろう。】
【微かに血に湿った唇が夕月の耳元へと添えられる。ささめくのは精一杯のリップノイズ。きっとそこに籠っているのは、】
─── ほんとだよ。
【 ──── 答えを彼は求めなかった。その代わりに、ふっと掠めるように、今際の刹那に21グラムが抜けるように】
【そっと少女の唇を奪おうとするのだろう。 目を瞑っていれば解らないような、けれど啓いていれば必ず分かる距離感だった、ゆえに。】
>>196
>>197
「望むのであれば幾らでも交わしてあげるわ。」「気丈な子は好きよ。強い意志を持つ子は愛しいの。」
「 ──── 貴女は、」「私が仕留めて見せる。それまでは精々、"人らしく"生きていることね?」
「期待して待ってるぜワナビー君。」「 ─── コテンパンに扱き下ろしてやる。次は、おれの舞台で踊るがいいさ。」
「 ──── ロールシャッハ!!」「覚えていろ!!」「そして二度と忘れるな!!!」
「エーノ・ザイツェフ=ユーティライネン!!」「お前を殺す、 ──── "人間"の名前だ!!!」
【 ──── そして。去り行く背中に投げ掛けられるのは。三者三様の宣戦布告。ひとつは冷たく熱を隠して、ひとつは言い知れず鋭利に、ひとつは絶対の殺意を剥き出して。】
【少なくともこの戦いに、人類は"勝利"し得た。 ──── 後藤はどっかりと椅子に腰を下ろして、どこか気の抜けたように笑うのだ。煙草を一本、懐から取り出して】
「 ……… 状況終了。全封鎖解除。ヤタガラス01、02で負傷者を回収。」「ポーラスターも帰投させろ。」
「 ────── ありがとよ、ブラスフェミアさん。あなたのお陰だ。」「 ……… 勝利の一服は、好きかい?」
【そうして隣に座る彼女へも、同じように一本のハイライトを差し出すのだろう。 ──── 断られるのなら、少し寂しげな顔をするけれど】
【何れにせよ回収ヘリは屋上に着陸して、八課の人間と"一人の少女"を載せるのだろう。ぼやけた紫煙が、夏の夜空に浮かんでいく。】
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