過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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196: ◆S6ROLCWdjI[sage saga]
2018/08/12(日) 00:39:04.48 ID:a1UtZQVT0
//順番前後します!

>>191 (アルクさん・ラベンダーちゃん)

【アルクに顔を覗きこまれたシグレは、びく、と震えあがって。まだ「恐怖」の呪いは解けていないらしい】
【そうして――――笑えと言われたなら。その真逆、ぐしゃりと顔を歪めて泣くんだろう】

…………どうやって? こんなことされて、……あたしどうして笑えばいい?
わかんないよ、わかんない…………アルクさんだって死にそうになってるのに。笑えるわけないじゃん、
むりだよ、………………ひどいよ、なんで……あたし楽になりたいだけなのに………………

【――――であれば。まだ笑えないのであれば。当分この少女は死ねないのだろう】
【誰かにすべての呪いをきれいに解き放ってもらえるその時まで。ずっとこうしてぐずぐず泣いて、生きるだろう】
【……それだけは伝わるだろうか。そうして、……約束は、ここでは、できなかった】


>>194 (柊さん)

「そういうこと。……残念ながらね、あの子の世界を革命するのは、あなたじゃあない」

【苦笑交じりの声が、柊を励ますように。「別の人がやることだから。あなたは気にしなくていいんだよ」】
【そう言って、「……あなたはあなたの、本当に守りたいもののために、そうなればいいよ」。付け加えた】


>>192

【もう何も見たくないと言わんばかりに焦点を合わせていなかった瞳。それがわずかにきょろ、と動いて】
【ようやくミレーユを見た。見て、……数秒たっぷりの沈黙。それから口を動かして、】


……………………………………ほんとうに?


【……口の端っこがわずかに上を向いた。ほんの数ミリだけの笑みだった。しかしそれはきっと、希望の色をしていた】
【車内。冒涜者はすっかり上機嫌そうに笑んでいた――「……それじゃ、あの子の世界を革命するのは、あの人だ。」】


>>186-188 (虚神さんたち)

「……………………なに? 往生際が悪いな、……、カード?
 ……クッソダサ。負け惜しみにしか聞こえな、………………、」

【――――それこそ負け惜しみでしかなかったのかもしれない。通信機の向こう、冒涜者は言葉を失くす】
【何も見えていないはずだった。だのに沈黙してしまうだけの何かを感じ取った。……息の音だけが響いて】

【――――車内。蕩けた表情をしていた女は、ばっと跳ね起きるみたいに姿勢を正して横を向く】
【隣の男を見ていた。後藤。彼は「カード」を持っているって確かに聞いた――――から】
【そして。彼がまだ不敵に笑っているのなら――――彼女だって同調して笑うのだ】

「…………だってよ。聞いた? ロールシャッハくん。僕ぁシグを取り戻せればそれでよかったから、
 あとのことはこの人たちがどーにかしてくれるって。……覚悟しとけよ、この人、超性格悪いから」


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