過去ログ - 【剣と魔法と】ここだけ世界の境界線★24【光線銃】
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690:イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555[saga]
2019/05/21(火) 00:33:14.56 ID:DLWqYz7lo
>>688

「す、すりおろしは問題ないのだ」

 斬るという行程はニュクスかサーボスカル任せである。
 かくも面白特性は一体なんなのだ?皇帝陛下の(ry

「私は味とかよく分からんがな。工程と投入する調味料等など遵守すれば大概は上手くいく」

 よって、NO味見である。よくわからんし。一応分量あってりゃ大丈夫だろ的なアレ。
 手先は切るという行為を除いては器用なので無問題。

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【お食事!!】

「で、だ。このように思考実験的な例題として――」

 食卓でもジョシュアとニュクスとの話題はいまいち小難しいものになりがちなイムカ。
 そも、一般的な食卓とは全く縁がない生涯だったので致し方なし。

【思考実験…
 基本的にニュクスにイムカが勝手に行っているカリキュラムは判断力と思考力を養う類が多い。
 HEXAは当然として、イムカやジョシュアに対しても過度に判断を委ねる依存的な個性にならぬよう、
 自分で物事を考えて、自分なりの好き≠ェ見つけられるように】

(拠りかからねば生きていけないような脆さは大概ロクなことにならん)

 が、これはイムカの尺度であり、エリートとしての独立独歩精神が強すぎる彼女自身の哲学のため、
 実際に他者にどう作用するかはまったくの別問題であったのだが。

「あと、私はママではないと何度も言っているのだが…」

 実際、ニュクスにはさしてそのように接していないと自覚するイムカは、
 ため息をつきながらニュクスの髪を鼈甲のブラシでとかしてやりつつ、

「ジョシュア、この恐るべき認識の齟齬の解決法はまだ見つからんのか?」

 と、なにやら無茶ぶりするのであった。


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