過去ログ - 【剣と魔法と】ここだけ世界の境界線★24【光線銃】
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ジョシュア・アーリントン
◆4J0Z/LKX/o
[saga]
2019/05/20(月) 23:26:51.99 ID:5paCc1Pz0
>>683
「お、オイ……何で俺が……」
「いでッ……いッ、分かった分かった……!」
起き上がったイムカに合わせ、上に乗っていたニュクスがずべべとズリ落ちて情けない格好になる。
ジョシュアはそんなニュクスを拾い上げて寝かし直しながら、差し出された櫛に不服そうな顔を向ける。
スパンと気持ちの良い音を立ててハリセンが再びジョシュアを殴打すれば、彼は観念したようにそれを拾い上げるだろう。
「00101010」
手慣れた動きでイムカの髪に櫛を通し、時折手で触れてしっかりと櫛が通っているかその感触を確かめる。
しかし畏れ多くも彼女の髪にブラシをかけるなど、長いこと生きてきたが初めての試みである。故にジョシュアのテンションはどこかおかしく。
その時の心地のままにジョシュアはサーボスカルを真似て2進数を口走るが、偶然か意図してか、それは生命、宇宙、そして万物についての答えであった。
「んむ……硬ぁい……」
一方その頃、ニュクスはイムカの上からソファへと移され寝心地の変化に気付いたようで。
目を瞑ったままイムカを探して両腕を右往左往させている。あ、積み上げた書類に当たった。崩れた。
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