過去ログ - ここだけ男子高校ただしPCは男装少女PART46
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:
◆RYO/n8uupE
[sage]
2016/10/17(月) 03:36:25.06 ID:HxO/qjnYo
その日の放課後。
帰宅や部活。
各々の行き先に向けて別れ始める夕暮れ。
校舎を後にする生徒達の流れの中に、逆らっていく少女が一人。
以下略
55
:
時雨
◆f7JK9RIN.g
[saga]
2016/10/17(月) 12:16:58.20 ID:LGSvTieyO
>>54
「何を探しているんですか?」
下校する生徒の群れを避けて塀を越えてやってきた同じ制服の少女。飛び降りる際に1フレームほど下着が見える。
56
:
◆RYO/n8uupE
[sage]
2016/10/17(月) 12:47:20.23 ID:HxO/qjnYo
>>55
「あなたは……?」
踏み出した直後にかかる声に足を止めた。
振り返る間際に目に映った異色のコントラスト。
以下略
57
:
時雨
◆f7JK9RIN.g
[saga]
2016/10/17(月) 20:14:48.32 ID:LGSvTieyO
>>56
「は、はうあーゆー……あれ?」
同じ制服の子がけだものの巣窟に踏み入るのを見て思わず引き留めたが振り返った少女は日本人離れした姿をしていた。
思わず習った英語を言ってみたがよく考えると相手の口から出てきたのは慣れ親しんだ言語であった。
以下略
58
:
◆RYO/n8uupE
[sage]
2016/10/17(月) 22:38:55.54 ID:HxO/qjnYo
>>57
「そう……ですか。
ところで、あなたも探し物ですか?」
予想できた回答では顔の翳りも少なくて。
以下略
59
:
時雨
◆f7JK9RIN.g
[saga]
2016/10/18(火) 12:28:13.63 ID:DAT6wky3O
>>58
「いえ、私は別に何も……こんなところで何か探しているんですか?」
60
:
◆RYO/n8uupE
[sage]
2016/10/18(火) 13:56:32.13 ID:rcXh1m8IO
>>59
「ここに……私の探している何かがある気がするんです」
胸に当てていた真紅のグローブ付きの右手を下ろしながら開いた言葉は電波系にも取られかねない。
ここがどういう場所か知ってか知らずか(ただし十中八九知らない)獣の巣へと意気揚々と踏み出していこうとする。
以下略
61
:
時雨
◆f7JK9RIN.g
[saga]
2016/10/18(火) 19:52:04.01 ID:MXUd++X7O
>>60
「……はあ」
頭の栄養が胸に吸われたような返答。とりあえず放っておくと危なっかしいことだけはしっかりと時雨に伝わる。
以下略
62
:
◆RYO/n8uupE
[sage]
2016/10/18(火) 22:11:05.68 ID:iV6PMbWko
>>61
「? ありがとうございます」
心配の種をよそに綺麗に頭を下げる後輩。
やはり何も知らなさそうである。
以下略
63
:
時雨
◆f7JK9RIN.g
[saga]
2016/10/18(火) 23:24:31.26 ID:H7sC09CZo
>>62
「こんなところで何を探すというんですか?」
後ろについて行きながら半分諦めたような表情で尋ねる
64
:
◆RYO/n8uupE
[sage]
2016/10/19(水) 01:16:13.94 ID:ArmyGw6Uo
>>63
「……私を待っている何かがあるんです」
俯きがちな朱の瞳に確かな意志を覗かせる。
その足を進ませる物は、詰まる所、何もない。
以下略
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