過去ログ - ここだけ男子高校ただしPCは男装少女PART46
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:
霜月 拳軌
◆f7JK9RIN.g
[sage]
2016/08/31(水) 20:22:08.47 ID:w/i2PeHVo
>>20
「……そうか」
多くは語らず、点火した線香をあげてさりげなく道を譲る。彼の大きな背中で隠れていた墓には個人の好きだった花を主役にした花束が置かれていた。
22
:
ゼオラ=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE
[sage]
2016/08/31(水) 21:47:34.13 ID:jshmUZkHo
>>21
開けられた空間に少女が入り込んだ。
何度見ても似合わぬ丈の、かの愛刀をそっと墓石に添える。
やはり彼が愛したものだけあって、そこにあるのが当然のように相応しく、思えた。
以下略
23
:
霜月 拳軌
◆f7JK9RIN.g
[sage]
2016/08/31(水) 23:42:31.72 ID:w/i2PeHVo
>>22
「亡霊が故人の遺品を持って墓参りか……なんとも奇妙な光景だな」
こいつは狐につままれたかなと冗談ぽく続けるが、その表情は特に狐につままれたような顔ではなく余裕のある表情である。
24
:
ゼオラ=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE
[sage]
2016/09/01(木) 02:19:11.02 ID:Bgteqb3co
>>23
ふと、発せられた言葉にメリージェーンの歩みが止まる。
一言、耳に入ったその単語が動きを止め、そして振り返らせた。
以下略
25
:
霜月 拳軌
◆f7JK9RIN.g
[sage]
2016/09/02(金) 09:39:58.72 ID:qLU1m0pZo
>>24
「何か言いたいなら言っていいぞ?」
父性溢れる笑みを浮かべながら優しく尋ねた。その直後。
以下略
26
:
ゼオラ=アドヴァルド
◆RYO/n8uupE
[sage]
2016/09/02(金) 09:55:50.80 ID:NsmyEUA4O
>>25
「……」
儚い瞳が逸らされる。
そのアクションには迷いが見えたが、それもそこまで。
次にはまた振り返り、離れるように歩いていく。
以下略
27
:
霜月 拳軌
◆f7JK9RIN.g
[sage]
2016/09/02(金) 13:17:17.80 ID:E/Tj9HHtO
>>26
「その付き合いの悪さ、偽者じゃあなさそうだな……じゃあここの中身はどうなってるんだ?」
墓石の方へと歩いて戻りながら尋ね、ぺちぺちと叩く。
28
:
ゼオラ=アドヴァルド&柊宇都 瑞伐
◆RYO/n8uupE
[sage]
2016/09/02(金) 14:16:54.26 ID:NsmyEUA4O
>>27
二人して墓石の方へと。
「無茶は、止してくれよ」
添えられていた刀を拾い上げる。
以下略
29
:
霜月 拳軌
◆f7JK9RIN.g
[sage]
2016/09/02(金) 20:24:42.48 ID:Ym3GJNkrO
>>28
「なるほどよく動く躯だ。草刈りはお前に残しておくんだったな」
そんなことを言いながら立ててあったサンドバッグのようなカバンに手を突っ込む。
以下略
30
:
◆RYO/n8uupE
[sage]
2016/09/02(金) 23:22:12.72 ID:zoKKhPQwo
>>29
「私の墓だぞ、ここは。
少しは、敬ってはくれんか?」
そういう彼も墓石に手を添え凭れ掛かる。
以下略
31
:
霜月 拳軌
◆f7JK9RIN.g
[sage]
2016/09/06(火) 17:44:31.86 ID:ynTmpI9DO
>>30
「朽ちた器が残るだけなんだろう?」
どこか鈴に似た笑みを浮かべながら瑞伐の杯を満たせばワインボトルを墓石の上に置いた。机扱いである。
とはいえワインボトルや二人の顔が映るほどに磨かれた墓石や綺麗に清掃されたその周囲の様子を見れば彼が瑞伐の満足のいく扱いをしてきたことを理解するのは容易い。
以下略
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