過去ログ - ここだけ男子高校ただしPCは男装少女PART46
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161
:
霜月 時雨
◆f7JK9RIN.g
[saga]
2016/11/19(土) 16:41:03.46 ID:k8oxfvALO
>>160
「しかしまあ思ったより歩いていましたね」
グラウンドをまっすぐに突っ切る。まさかこんな端っこまで行っていたとは
162
:
焔 リンネ
◆RYO/n8uupE
[sage]
2016/11/19(土) 17:01:22.35 ID:hN0cOPeQo
>>161
「なれない場所で、距離感が掴みづらかったのかもしれません」
時雨の言葉に同意しながら、肩掛けポーチを探る。
小物入れ程度のサイズのそれ。勉強道具は一体どこへ。
以下略
163
:
霜月 時雨
◆f7JK9RIN.g
[saga]
2016/11/19(土) 21:53:21.23 ID:SBCK98iXo
>>162
「確かそろそろテスト期間中ですからね……放課後は部活も休みでみなさん帰っているか図書室で勉強しているんでしょう」
164
:
焔 リンネ
◆RYO/n8uupE
[sage]
2016/11/19(土) 22:16:01.35 ID:+da0E0ZNO
>>163
「じゃあ……話ながらでもいいですか?
あまり、他の人に聞かれたくないので……」
歩み足を遅めながら、時雨の方に首を向ける。
165
:
霜月 時雨
◆f7JK9RIN.g
[saga]
2016/11/20(日) 22:48:00.09 ID:9NGXgGjXo
>>164
「一応周囲に生体反応やら盗聴器的な物は無いみたいですね……むしろ設置しづらいグラウンドのど真ん中の方がないしょの話をするには向いているのかもしれません」
携帯端末を確認し、立ち止まると微笑む
166
:
焔 リンネ
◆RYO/n8uupE
[sage]
2016/11/20(日) 23:27:50.76 ID:v59Mhij7o
>>165
「ありがとうございます」
得体の知れない道具は一体何なのだろうか。
口振りから周囲を探るアイテムなのだということは察せた。
以下略
167
:
霜月 時雨
◆f7JK9RIN.g
[saga]
2016/11/21(月) 12:26:00.28 ID:X2u/O4hTo
>>166
「……はい、わかりました」
黙って聞いていたが向き直りその灰色の瞳でまっすぐにリンネの目を見つめ返す。
168
:
焔 リンネ
◆RYO/n8uupE
[sage]
2016/11/21(月) 16:23:19.65 ID:rAHkif00O
>>167
「ありがとうございます」
灰髪朱目の少女は真剣な面持ちではじめに一言口にして頭を下げた。
以下略
169
:
霜月 時雨
◆f7JK9RIN.g
[saga]
2016/11/22(火) 15:55:28.49 ID:zDptCTAZO
>>168
「……」
瞳に悲しみの色を宿しながら目を逸らし、口を閉ざす時雨。下手な同情やあわれみの言葉は却って失礼に当たりそうで言葉を失ってしまう。
ブレザーに付けられたピンバッジの色でわかるとおり彼女は今年中学生になったばかりの少女だ。その少女に五年もの記憶が無いというのはその短い人生のほとんどを喪失してしまったに等しい。
以下略
170
:
焔 リンネ
◆RYO/n8uupE
[sage]
2016/11/24(木) 14:47:50.10 ID:NQxCTn45o
>>169
「私は……未来を見ることができます。
不変、確実で詳細なビジョンそのものを」
一言の後にため息。そこには後悔の色が見えていた。
以下略
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