何故とのろは弘中綾香さんを好きなのか?4
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911:トノリ[tonori@docomo.ne.jp]
2023/01/04(水) 11:20:47.95 ID:qJcP4z9sO
>>910続き。
です。

歌詞が出来上がった経緯
これもファンの間では有名な話ですが、ライブのMCで飼っているペットの話題に触れたそうです。
様々なペットを飼っていて、休日はそのお世話をするのがお決まりの過ごし方。

そんな中で、「金魚」の水槽の水の替え方を間違っていたので、どんどん金魚が弱っていって、死んでしまったんだとか。

その時にペットショップに聞いてみると、「水は絶えず動かして新鮮な空気を取り込んでおかないと腐ってしまう」とアドバイスを受けた。
その言葉が桜井さんの琴線に触れ、歌詞のアイデアへと繋がったと語られました。

「水」と「人の心」を重ね合わせ、「滞っていると淀んで濁ってしまう。楽しんだり悲しんだり、常に心を揺り動かすことで澄んだ心になっていくんじゃないか」と考えたということなんですね。

この辺りの閃きは、日常にアンテナを張り巡らせて過ごしている桜井さんだからこそ為せることでしょう。
この出来事が歌詞の内容にそのまま反映されている部分があります。

そして、桜井さんはこの曲で伝えたかったことに関してのインタビューで、「みんな問題を抱えてるんだってことだと思うんですけどね…。伝えたかったことは音楽の中にあるので、それだけで十分だった気もします。」と語っています。

問題を抱えてるのは桜井さん自身も同じなんだということだと思いますし、それが日常の中で起きた金魚にまつわる出来事と結びついて、歌詞へと昇華されていった。
それに加えて、主題歌の依頼を受けてから作っていることを考えると、おそらくドラマの脚本を読まれてから書かれているので、医療ドラマである「コード・ブルー」の世界観ともしっかりリンクしているんですよね。

ドラマの内容に完全に寄っているわけでもなく、曲単体で聞いた時にも多くの人が共感できる歌詞になっていることが桜井さんの作詞能力の凄さだと思います。

「花火」の持つ意味
打ち上げ花火は江戸時代の1733年に隅田川で行われた水神祭が起源だと言われているそうです。
飢饉や疫病の流行によって多くの死者が出ていた当時、慰霊・悪疫退散の願いを込めて祭りが行われ、打ち上げ花火が上げられた。

それが華やかさを好む江戸の人々に受け入れられて、多くの花火師が出現し、全国的に広がっていくことになります。
そして日本の蒸し暑い気候によって、夜風にあたりながら花火を眺めるという夕涼みの文化として根付いたということみたいなんですね。

この元々「打ち上げ花火」が持つ「死者を弔う」という意味は、金魚の話や冒頭で触れた「離日」に繋がっていきます。

まったく桜井さんはどこまで考えて作詞をされているんでしょうか…。

ちなみに、「コード・ブルー」が始まったのは2008年7月、「夏」です。
おいおい完璧かよ…w


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