【ジゴロと】実は百合だった親友と一緒に生きる12【女神様】
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662:サラ ◆vVQFlfSV3E[sage saga]
2024/01/07(日) 12:54:18.26 ID:ApUQ78Jho
>>661続き

父「二人は女同士で交際している、ということで間違いないのかな?」
サ「はい」
結「間違いありません」
父「そうか……うーん…偉そうに僕からなんて言ったけど、何を聞いたらいいか分からないなw」
母「いつからお付き合いしてるの?」
結「8年くらい前からです」
サ「付き合い始めた頃から、私の家で一緒に暮らしています」
母「そんなに…しかも一緒に住んでるって…何回も遊びに行ってるのに気づかなかったな…」
サ「バレないように結子の私物を隠したりしてました…本当にすみません」
結「騙してごめんなさい…」
父「いやそれは…うーん……騙したかったわけじゃないんだろ?」
結「…はい」
サ「でも結果としては騙していたことに変わりはないので…」
母「サラ、今はあなた達がどう思ってたかを聞きたいの。結果論はどうでもいい」
サ「…はい。騙そうとしたわけではなく、バレるのが怖くて必死に隠してました」
父「僕達にバレるのが怖かった?」
サ「いえ…そうとも言えるけど少し違って…えーと…」
結「誰に対してもです。同性だということで誰にどんな目で見られるか、全部が怖かったです」
母「そっか…誰にも言えなくて大変だったね」
結「……ごめんなさい…ごめんなさい…」

結子さんが泣いて言葉にならなかったので引き継ぎ

サ「すみません…私の兄と奥様、特に親交の深い共通の友人達、それと…結弟と彼女ちゃんは知ってます」
母「……どういうこと?他の人には話してたの?私達にだけ隠してたってこと?」
父「お母さん、冷静に冷静に」
母「ああ、ごめんなさい…聞くからしっかり説明して」
サ「兄貴には付き合う前からバレていて、友人の1人にも付き合う直前あたりにバレました
  他の友人達には隠し通せないと思って自分達から言いました
  結弟と彼女ちゃんは私達の関係に疑問を持ったようで、直接聞かれたので素直に答えました」
母「そっか…そっか…ちょっとお父さんバトンタッチ」
父「わかった」
サ「あの…ご両親にだけ言いたくなかったとかではなく…」
母「大丈夫、最初から頭では分かってる。感情が追いついてないだけ
  お茶入れ直してくるからお父さんと話してて、大丈夫だから」
サ「…はい。すみません」
父「えーと、じゃあ…ちょっと時系列で聞いてもいいかな。簡単にでいいから」
サ「はい」
父「あ、その前に結子。サラ一人に任せちゃいけないよ?二人の話をしに来たんでしょ」
結「…はい、ごめんなさい。私から話します」
父「うん、お願いできるかな」
結「最初に好きになったのは私で、高校生の頃からサラのことが好きでした
  でも同性だし、普通じゃないことだと思ったから、ずっと黙っていました」
父「そうか」
結「ただ、お兄ちゃんには気づかれていたみたいで、震災の後に
  『辛い立場だろうけど今はサラを支えてやって欲しい』と頭を下げられました」
父「あいつは…本当に何でも気がつくなあw」
結「それからもずっと友達として接してたし、諦めるつもりでいたんだけど
  二人で飲んでる時に結婚の話題になって、やっぱり嫌だって思って、酔った勢いで告白して…」
サ「それを受けて私も真剣に考えた結果、お付き合いすることになりました」
父「なるほどねえ…まず最初に大事なことを聞いておきたい
  僕達もお前達の友達とは多少なりとも接する機会がある
  知っている人は誰なのか、言えるなら教えてくれないかな」
結「K、R、美人ちゃん、先輩とご家族、リノ、ヒカルです」
父「いつもの仲良しグループねwわかった、気に留めておこう」
サ「ありがとうございます」

ここで母ちゃんがお茶とお菓子持ってきてくれた
「まだまだ言いたいことはあるだろうし聞きたいこともあるから、みんなで腹ごしらえしようw」
って明るく言ってくれて、また泣けてきてあんま食えなかった


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