4:1 ◆0hdb8zWhtY
2019/11/05(火) 16:20:33.23 ID:vmDkb2ReO
需要あるか知らんが
俺の現在のスペックを貼っておく
今は高校を辞めて、地元で働いている
ずっと途中で終わった高校生活に対して煮えきらない気持ちがあってさ
ここで書くことで消化したいんだ
5:1 ◆0hdb8zWhtY
2019/11/05(火) 16:25:00.32 ID:vmDkb2ReO
クラスにはすぐに馴染むことができた
偏差値は低くも高くもない
平凡な高校だったからね
強いて言えば、部活動、特にスポーツには力を入れている高校だったよ
6:1 ◆0hdb8zWhtY
2019/11/05(火) 20:07:09.02 ID:YmRjA4tRO
中学ではお遊び程度のハンドボール部に所属していたのだが、高校にはハンドボール部が存在せず
どの部活道に入るか悩んでいた
高校から新たな運動部に入るような気概もなかったんだけど、
クラスメイトと一緒にいくつかの部活を見学して回ることにした
7:1 ◆0hdb8zWhtY
2019/11/05(火) 20:12:21.43 ID:YmRjA4tRO
文化部には入る気があまりなく、部活に入るなら楽そうな運動部か、帰宅部でいいやと考えていた
親しくなったばかりのクラスメイトと、いくつかの運動部を見て回った
そして、最後に体育館を覗きに行ったんだ
8:1 ◆0hdb8zWhtY
2019/11/05(火) 20:21:59.74 ID:YmRjA4tRO
体育館の中では、半面をバドミントン部が、もう半面をバスケ部が使用していた。
俺はその広い体育館の中で、一人の女子に釘付けになった
女子バスケ部の二年生の、O先輩だった
9:1 ◆0hdb8zWhtY
2019/11/05(火) 20:29:15.74 ID:YmRjA4tRO
いくつものシューズが擦れる音が響く中で、俺はぼうっとO先輩を見ていた
誰よりも速く駆けて、シュートを決めると楽しそうに笑っていた
その笑顔が俺の脳裏に焼き付いて、離れなくなった
不運にも、うちの高校のバスケ部は男女ともに強豪で、入部しようとは微塵も思わなかった
10:1 ◆0hdb8zWhtY
2019/11/05(火) 20:35:09.34 ID:YmRjA4tRO
すると、なんたる幸運か
体育館の端で佇む俺に、O先輩が話しかけてくれた
「君、一年生だよね。バスケに興味があるの?」
11:1 ◆0hdb8zWhtY
2019/11/05(火) 21:36:57.52 ID:YmRjA4tRO
「バスケ部、楽しいけど大変だよ」
そう言ってはにかむ先輩は、なぜだかとても輝いて見えて
俺はただ呆けて見ていることしかできたかった
12:名無しのパー速民
2019/11/06(水) 19:58:34.32 ID:CJMZUFaDO
ホモスレだよな?
13:1 ◆0hdb8zWhtY
2019/11/08(金) 19:49:40.84 ID:5w1gsP8UO
>>12
すまんな ホモスレではないんだ
俺は考えた
もし、また明日バスケ部を見に行ったら
14:1 ◆0hdb8zWhtY
2019/11/08(金) 19:54:48.29 ID:5w1gsP8UO
だから俺は、次の日も体育管を見に行った
たとえどう思われようと、O先輩と接触するにはそれしかなかったからだ
今度は部活時間中ではなく、教室で時間を潰してから、部活の終了時間を狙って。
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