ここだけ男子高校ただしPCは男装少女PART47
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74:霜月 伊織 ◆f7JK9RIN.g
2019/10/30(水) 01:35:54.40 ID:Pr58rXfFo
>>73
「どういたしまして。すみませんがこのまま行かせてもらいますよ」
バラバラと爆薬やらマキビシをバラ撒きながら加速。背後では爆発による炎と煙の嵐だ。
階段を駆け抜ければ目の前には扉の開いたエレベーター。伊織がウルスラグナを庇い背中で滑り込むと扉が閉じ動き始める。遠隔操作でうまくやったのだろう。
「すみませんね。そっとおろしたかったのですが」
怒られたのは違う、そこじゃない。今もその右手が触っている位置だ。しかし其処は微妙に胸からずれているのが悲しい。
「ですが……ふふ、これでひとまず上には逃げられる筈です」
ウルスラグナが軽いこともありかなりの速度で駆け抜けた伊織。ウルスラグナに笑顔を向けるもののその顔には汗がにじみ笑顔にいつものキレはない。
エレベーターの床を見れば背面スライディングのあとにべっとりと血の跡が残されているのに気付くはずだ
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