兄者の妹の姪が気になる奴ちょっと来てくれ
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896:兄者の妹 ◆kXrxgKt5Bs[sage]
2023/03/08(水) 17:45:10.51 ID:KML8HdiK0
ウチにはサンタが存在しないって話

「お兄ちゃんってさ、サンタ信じたことないんだよね?」
「そだよ、そんなもんどうやって侵入するんだよって思ってた」
「それ何歳くらいの話?」
「あー、多分2歳?物心ついてから初めてクリスマスプレゼントを貰ったのが多分2歳だから」
「マジで?ファンタジー少年のくせにその辺はリアル志向だったの?」
「この世に存在しないからこそ焦がれ希うのだ」
「んー、そういうのは色々分かってからじゃろ」
「なお現実的には住宅への侵入はそんなに難しくない模様」
「wwww」
「まぁだからお兄ちゃんはプレゼントはあげてもサンタさんをやることはないぞ」
「お兄ちゃんって純真だった頃ってあるの?」
「んー…………」
「……フフッ」
「うん、ない」
「ないのかよww」
「FEにハマってリアルに矢が飛ばせる弓を自作して物置に穴開ける5歳児だぞ、ないだろ」
「戦隊ものにハマってごっこ遊びしたりとかは?」
「ないな、巨大ロボとか仮面ライダーとかウルトラマンに魅力を感じなかった、ずっとゲームしてた」
「いやもうwwお兄ちゃんがずっとお兄ちゃんなのよww」
「お前はサンタとか信じてたのか?」
「サンタの話は聞いてたのに枕元にプレゼントがあるとお兄ちゃんかと思ってた」
「何でだよwwせめて父さん母さんだろww」
「プレゼント選定に当たっての好みの分かり具合にお兄ちゃんの匂いを感じた」
「それいくつの時?」
「いや同じ2歳でしょ」
「そんな分かるもんかね」
「他のことは分からんけどお兄ちゃんのことは分かるぞ」
「なんだかんだ小さい頃は面倒見てたのは母さんだぞ」
「一緒に夢中になって遊んでたのはお兄ちゃんなんだから細かい所はお兄ちゃんよ、というかプレゼントはお兄ちゃんが選んでたでしょ?」
「多分、あんま覚えてないけど、聞かれてこれが良いと思うみたいなのを言った気がする」
「ほらー、いもいもはサンタ信じてた?」
いもいも「ん?そもそも教わった覚えがない」
妹者「3人目は最早諦めとるwwww」
兄者「まぁ母さんもそもそもめんどくせって思ってそうではあるww」
いもいも「兄さんから手渡しで貰ってたから枕元に置いて貰ったことさえないよ」
兄者「そう言われてみれば渡して喜んでるところをみんなで微笑ましく見る感じだった気がする」
いもいも「メーにも今そんな感じだよね」
妹者「リンリンは?」
リンリン「半信半疑だったかなー、でもちょっと合わせてあげなきゃ感はあった気がする」
妹者「それは信じてないのよww」
兄者「うち誰も信じてないなww」

こんな感じなもんで「サンタさんだよー」「わー」みたいな子供を見るとウチでは「はぁ?」ってなる
仮に親が本気で騙しに来てたとして、サンタってそんなマジで信じるものなのかね?
デートとかと同じで、なんかそういうのにかこつけてワイワイやる為の日くらいに思ってたけど


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