173:兄者の妹 ◆kXrxgKt5Bs[sage]
2022/07/28(木) 18:21:43.80 ID:8+Nh9PQL0
いもいもとお風呂入ってた時の話
「いもいもは最近はもうメーに嫉妬してないの？」
「最初からしてないｗｗ」
「構ってくれないなーって言ってたじゃん」
「そうだけど、メーが喜んでるのはそれはそれで普通に良いことだから」
「まあね」
「ただなんというか、私、兄さんしか知らないのよね」
「んー男をって話？」
「男というよりは、恋愛？」
「恋愛？」
「好きな人を想ってキュッとなる感覚とか、こっちを向いて貰えなくてしょんぼりする感覚とか、無造作にくれる優しさの暖かさとか」
「あー」
「ずーっと兄さんの背中を見て育って、色んな気持ちを教えて貰って、それが輝いて見えて、息苦しくなる程愛おしい気持ちになる」
「それはちょー分かる」
「どのくらい好きかと聞かれれば、それが全てなくらいってことになるけど、兄さんに怒られちゃうからね」
「怒られるだろうなｗｗ」
「まー全く構ってくれない訳じゃないし、人が増えれば取り分が減るのも分かってたし、不満はないんだけど」
「取り分てｗｗ」
「しかし、兄さんに抱きしめて貰った時のあの頭が満たされる感覚なんなのかね？」
「ドーパミンが放出されてるんじゃないの？」
「いやまぁ、そうっぽいけどｗｗ」
「〜〜〜ッ、ってなるやつな」
「そうそう、あれ超幸せ」
「それが足りないと」
「そうなのかなー、まぁ定期的に抱きしめて頭撫でて貰いたいよね」
「一緒にお風呂入ったりしてるじゃん？そんときしてないの？」
「うんまぁしてるんだけど、そうなんだけど、それも今後減りそうだし、というか一日一回は欲しい」
「欲張りさんw」
「なぁーー！兄さーん！兄さんといたいよー！」
「フフｗｗｗｗ一回一日独占するか？ｗｗｗｗ」
「みんなで協力して一日ずつ独占出来る日作ろうか」
「それは確かに私もリンリンもメーも喜びそうだよね」
「毎週何曜日かは独占日にするとか」
「ちょうど休みの日に合わせて変動させた方がいいじゃろな」
「あー、まぁ基本日曜とかにして適宜変動って感じかな？」
「こうやってお兄ちゃんがいないところでお兄ちゃんのスケジュールが埋まっていくんだなｗｗ」
「隣でベッタリ出来たら別にゲームしてようと読書してようと動物園とか水族館とか植物園とかに入り浸ってようと構わないし」
「夏休み中だから混んでるんじゃない？というかそれはメー連れて行こう」
「そうだねｗｗ」
「まぁとりあえず一日籠ってベーッタリ日を作ろうか」
「そうしよう」
という訳でいもいもがベッタリ出来る日をとりあえず作ってベッタリさせといた
いもいもは「ねへぇ〜」ってなってたし兄者は兄者である意味ゆっくりゲームなり読書なりが出来て丁度良さそう
今週末はリンリンの日だからリンリンはどんな感じになるのかが結構楽しみｗｗ
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