93:ラスラドーラ ◆nihwMyGNc6[sage]
2019/04/21(日) 01:04:42.92 ID:/9DzDZSa0
>>92
説教ね…。
【自分も大した人間じゃないが…まぁ自分も会えたら言うだけ言っといてやるか】
【などと考えつつイストの話を聞く】
怪異譚か…なるほどなるほど。
大真面目だって事はよーくわかったよ。
【イストの冊子を見ながら話を聞いてると、】
【いきなり人を食べるという文字が目に入ってくる】
ええ!食うのかよ人!
まるでケルピーじゃねぇか!
あぶねぇ、こっちがネッシーの飯に…。
【眉唾なうわさに大げさに驚いて見せるも、あることに気づき不意に黙り込む】
イスカ…一つ聞きてぇんだけどさ…。
どうやってネッシー探すつもりだったんだ?
まさか…だがな最初湖に入っていったのって…。
【大真面目に夢を追い、世界を輝いてると捉える】
【その価値観はとても素晴らしい物なのは間違いない】
【しかし、ある種そういった人間がやりがちな危険な行動】
【さすがに己を餌にするというのはポールの予想と常識から大きく外れてた】
お前バカか!どうやったら自分を食おうって相手に知性と親交を期待できんだよ!
本当にケルピーの背中にのるのと同レベル…。
いや馬ほしがってるだけケルピーのがましか?
【思わず声を上げてしまうが逆に頭を抱えてぶつぶつと呟きだす】
【厄介なのは肉食川馬妖精が馬の姿に見入られた結果なのに対し、】
【イスカは形のない『怪異譚』というものを追いかけ、そのためなら命を賭けれるという点だ】
【ポールの頭の中ではもしかしたらケルピーに襲われた犠牲者のように、】
【水面に肝臓だけが浮かぶ事態になってたのでは…しかも自分も、という考えが浮かんでいた】
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