57:名無しのパー速民[sage]
2019/04/06(土) 16:13:03.43 ID:be51ApTS0
【酒場】
【とにかくその日、俺は昼間っから酔っ払っていた】
【この街のくたびれた酒場はそんな酔狂な数人の客のために】
【昼間から店を開けていた。店主は椅子に腰掛け、アンナ・カレーニナを読みふけっていた】
【店主は俺と同じぐらいの年でどちらも白髪で、白ひげをはやして80年代で時が止まっている】
【俺は酔っ払っていた。何をするでもなく今日はジョイ・ディヴィジョンの死を悼んでいる】
【サングラスをかけ、赤い派手な柄のシャツ、ジャケット。俺のスタイルはずっと変わらない】
【酔っ払っていて、白昼夢みたいな気分だった。そのほうがありがたかった】
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