324:名無しのパー速民[sage saga]
2019/07/10(水) 18:51:26.67 ID:/WVhDhtX0
>>321
実はーー?
【鈴音の声色と冷たい風がその後の答えを演出する。ーーあ、ダメなやつ。あまりよろしく無い答えを想像する。手伝わせちゃダメなやつ。ーーと、青ざめた顔をするフィオなんだけど。すぐにそれはーー】
えっ、あ、何も無いんですか!!
もー!! ビックリしましたよ、大事な用事があるのかと思いましたよ!!ぜひお店でゆっくりしていってくださいよぅ!
【ちょっとだけ、怒って見せたような、ほおお膨らませる仕草をしてみるんだけどすぐに笑って】
【ーーそんな会話、していると。】
【長い道のりもあっという間で。雨が降る(かも)前に、自分の自宅兼店へと到着して。自転車の距離だってあっという間だったーー会話っていいなぁ、なんて思うフィオ】
【そこには広すぎる庭付きの、豪奢な煉瓦造りの家が聳え立っていた】 ?【家にしがみつく様に絡んだ蔦までも手入れが行き届き、いささか広すぎる庭には季節の花が曇り空の下でも生き生きと咲き誇っている】 ?【入口の鉄格子には《close》の看板が。それはそのまま、少し大袈裟な装飾の鍵を取り出して南京錠を外せば、門を開けてーー】
どうぞ! ここまで本当に助かりましたー!
【曇り空に負けない、太陽みたいに輝く笑顔で鈴音を招き入れてーー】
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