300: ◆rZ1XhuyZ7I[saga]
2019/06/02(日) 20:56:05.91 ID:qgoDHIUj0
>>299
勿論。ただ―――そこまでの道筋は決まっていない
私はただ逆説的に軌跡を辿っているに過ぎない、故にズレは生じる。
―――確かに、刹那主義は嫌いではありません。貴女とは同じ方向へ踊りたかったですね。
【苦笑する。それはどこか寂しげでもあった。】
【人と人の繋がりが断絶されてしまった異聞では、もはや叶う筈もない。】
【結局は交わり切る事のない存在。しかしこの世界においてならまだ捨てきれるものでもなかった。】
【横薙ぎに放たれる狙撃銃を少女とは対照的に跳躍で回避。】
【―――そして】
【オランチョは放たれた銃身の上へと立った=z
【細身ではあるがそれはあり得ない筈だった。】
【よく見ればノイズ=Bまるで世界に弾かれようとするようにオランチョの身体の節々にノイズが走る。】
【彼は儚げに微笑む。】
言ったでしょう。私は虚数探偵≠セと。
ここに在ってここに在らず。異聞の残響=\――ですが紳士ではありたい。
【そんな事を言っておいてオランチョは右足で少女の顔の側面を思い切り蹴ろうとする。】
【確かな重みのある鋭い一撃だった。それを放ち終えれば銃身に彼の体重(52kg)が降りかかる。】
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