【枯れても走ることを】能力者スレ【命と呼べ】
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299: ◆Dfjr0fQBtQ[saga]
2019/06/02(日) 20:41:39.09 ID:fZ8c9sPYo
>>298

【吹き上がる銃声、タクトの様に揺らいだなら、逆さまに落ちた爪先が地面をたん、と叩いた】
【銃口を地面へと突き立て跳躍、大鷲が虚空を割く様に地面を滑り】
【 ──── 視線の先に白があった、雪の華、開いて咲いた割礼の様に】



御存知なのね、中々あの人も有名人だったのね、ならスキャンダルになるかもしれないわ
ふふ、いいの、でもそれで、いいのよ、私も彼も、非合法の夜に生きるのですもの
明日も分からない身なら、時折重なって確かめてみるのも風情でしょう?

足りない心の隙間を埋めるのは、正しい形だけじゃないのだから
膨らんだ思いを押し込めるのに、正攻法は狭すぎるもの

──── 高ぶりを沈めるのも、乙女の作法よ



【かくん、と世界から消える、──── 体勢を低くし光線を回避】
【横薙ぎ、ふるうは狙撃銃、長い銃身が長刀の様に脚を狙う】
【巻き上がる雪を頬に浴びて、新雪よりも淡い頬の色を透かした】



あら、異聞が紛れ込んでしまったならそれは正史ではないわ、平行調に移ってみても
靡かない音の響きを指して、私達はそれを不協と呼ぶのだから

なら私が絡め取って、この指先で示してあげるわ


やーよ、そんな所狙ってちゃ、殿方が見つめるのは、たった一つしかないでしょう?


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