22: ◆rZ1XhuyZ7I[ saga]
2019/03/23(土) 19:07:58.02 ID:juD1R3Ct0
>>21
「良ければ貴女の名前も教えてくれないか、その方がより接しやすい。」
【本当にそう思っているのか分からない無機質な表情でそう言った。】
【口元には微笑みすらも浮かばない、むしろ設計上そうできないかのように。】
【「いい佇まいだ」と、ポツリと呟くように相手を見つめると本題に入る。】
「ああ、ではまず顧問として契約を結ばせてもらうとしよう。」
「―――先程そこの男からも話があったと思うが昼の国≠ヨ介入する。」
「私が引き継いだアーカイブによればすでに星の国≠フ企業と共同して波紋は起こしているようだ」
「そしてそこに引き寄せられるように大きな渦が起こる。」
「貴女にはオブザーバーとして我が軍への進言を随時行って頂きたい。」
「できれば貴女の知るルートでの情報収集も行って欲しい所だが、それは本意ではないのだろう。」
「基本は、私とやりとりして頂ければいい―――。」
【そう言うとメルツェルは電源が落ちたように何も言葉を発さなくなる。】
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