159: ◆rZ1XhuyZ7I[saga]
2019/05/04(土) 21:26:56.49 ID:/q2u4W020
>>156>>158
【弾丸のように、流星のようにマリアベルへと駆けるギアボックス。】
【それを援護するかのように無数のクリスタルを放つフィオ】
【マリアベルはその二人の攻撃に対して身じろぎすらしない、ただ口元を緩めて呟く。】
―――正解♪
【そしてなんと二人の攻撃はマリアベルの身体と彼女の座る玉座を通り抜けてしまう。】
【そのまま時計盤へと突き刺さるだろう―――そして、その一撃がトリガーとなったのか】
【ガコンッと、時計盤が動き始める。】
【マリアベルはその様子を満足げに見てからオッツダルヴァへと視線を向ける。】
さて、かくして止まっていた時は動き出した。これでもういいんじゃないかい?
『―――やはりそう言う事か、全ての中心はキミではなく私か。』
ああ、そうだよあの日に死んだ君の怨念とも言うべき意志が働いた結果さ。
【まるで答え合わせをするように二人は会話を始める。】
【いつしか触手の侵攻は止っていた。オッツダルヴァは項垂れた様子で視線も定まっていない。】
【周囲へと視線を向ければ、この時計台の空間が徐々に崩れ始めている。】
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