158:名無しのパー速民[sage saga]
2019/05/04(土) 21:13:59.28 ID:hplBwCVT0
>>154
きゃぁあぁッ!!
【純粋な驚きだった。思考に必死だったフィオはガラスの割れる音にこれでもかというくらいに驚いて】
【悪夢みたいな触手に、絶望してーー】
【飲まれるなとオッツダルヴァに言われたばかりなのにもう、あと人差し指でツンと押して仕舞えば飲まれてしまいそうなほどーーでも】
なるべくして……
【ぼやりと言葉を繰り返す】
【「お前は悪くない」っていわれたふうに聞こえたのならちょっと大袈裟なのかもしれないけれど、元々前向きなフィオだーーこの二人を巻き込んだのは自分のせいじゃなく、目の前にいるマリアベルなのであればーー話は別だ】
【ぱち、と両頬を叩けば戦ってくれているオッツダルヴァの背に向かって明るく、言い放つのだろうーー】
オッツさん、私、彼女に話つけてきます!!
>>156
【出会ったばかりの、まだ名前しか知らないギアの後ろについたーー】
【ーーあ、この人も怖いんだーーなんて妙に落ち着いたもんだから彼の震えが、恐怖が、伝わってきちゃって】
【それでも前へ進む彼の後ろを、先程開けた水筒の残りの水でーー水晶で応戦し】
【禍々しい空間に星みたいにきらきら散る水晶ーーやがてそれはマリアベルへ続く道になる】
ギアさんのいう通りです
悪い人が悪いんです!だからこの悪夢だってすぐに覚ましてーー
【もう片方の水筒を開けて投げればクルクルと綺麗に回転しながら針みたいに細いクリスタルが無数に出来上がって】
私たちみんなでお家に帰ります!
【弾丸のギアを援護するようにそのクリスタルはマリアベルへと向かって燕みたいに飛んでいくーーある程度の妨害なら弾くことができる……かもしれないがーー】
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