【枯れても走ることを】能力者スレ【命と呼べ】
1- 20
118: ◆zlCN2ONzFo
2019/04/30(火) 23:48:46.42 ID:zO20mpyW0
>>117

「さあ此方に、善弥殿……」
「我々海軍士官は、軍服を着た外交官とも呼ばれております故、此の様な特別な艦も運用しているのです」
「ふむ、良い色合いだ、善弥殿はやはり着物は此方の方が良くお似合いです」

【ゆったりと余裕を見せて、善弥を案内する】
【何処か浮かれ気味の少女の様子を、微笑ましげに、そして幾分も優しげな表情でエスコートして行く】
【船内はその照明に至るまで上品な物が選ばれ、やはり軍艦と言う部分を感じる事は無いだろう】
【さながら、洋上のホテルとも言える】
【やがて広間の、これもまた丹念な装飾に彩られ、クロスが掛けられたテーブルと椅子、そこに善弥を座らせれば】
【その対面に道賢が座して】
【そうすれば、直に前菜の真鯛のタルタルが恭しく目の前に置かれ、そして白のシャンパンがそれぞれのグラスに注がれるだろう】

「先ずは、善弥殿先の策におけるお働き、何とも素晴らしき結果となりました」
「全ては、そう、善弥殿のご活躍によるもの、この食事会は言わばほんの礼に御座います」

【善弥の緊張を見透かしたかの様に、こう優しげに言って】
【そしてグラスへ口を付けて】
【如何にも、少女が思う程に堅苦しい場では無い様で、仕事上のとは少々縁遠いのだろう】


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/2899.93 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice