【剣と魔法と】ここだけ世界の境界線★24【光線銃】
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733:イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555[saga]
2019/06/04(火) 22:55:16.59 ID:MplNnMQco
>>730

「ん?君は――どこの企業の人間だ?」

 と、一瞥するなり奇妙な事を言うイムカ。というのも、

「なに、幾らお手軽にサイバネ置換ドーゾな昨今でも、
 全身義体化はなかなかに思い切った話なものでね」

 眼球などの部分的サイバネ化はもはや眼鏡と変わらないレベルの気安さだが、
 全身となるとゴーストやら自意識やら、それってもう人間?やら、
 様々な社会通念が障害となるのは致し方ないことである。なによりも、

「そこらのヨタモノではメンテナンス費用だけで青息吐息だろうからね」

>>731-732

「ん?ああ…」

 サーボスカルがタェンティースと接続しながら細かい解析をうにょうにょしているところで、
 露店街の守護神にして、レジェントの階段を駆け上るヤクザがやってきた。

≪0000111110101≫

【現在、タェンティースの視界は沢山のウィンドウと、やたらと自己主張の激しい眼鏡をかけた3Dドクロが占有中だ!!】

「偶然ならそれでいいが電子パルスめいた兵器だったり脳内ハッキングで焼かれたとかだったらコトだろう?
 特にここの守護者様ときたら、電子的攻撃には極端にダメなのだからな」

 この界隈に近づくと無作為に脳を焼かれます。なんて噂が立つだけでもマズいのは言うまでもなかろう。
 この世界はロイのようなウェット(生身)のほうがずっと少ないのだ。

≪0000111110101≫

 黙々と焼け焦げた電脳の部品をタェンティースに渡すサーボスカル。
 こうなってしまうと人格の再生も、もはや絶望的である。


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