【剣と魔法と】ここだけ世界の境界線★24【光線銃】
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463:イムカ・グリムナー【最善への希求】>>555[saga]
2018/08/23(木) 23:03:36.82 ID:/HsZFteqo
>>459

「玉葱では毒になりそうもないな」

 嘆息をつくイムカ。なお、世界修正力の復活に伴い、彼女の武器も再び制限が加わった。
 粒子短銃は不調気味だし、ミサイルは使用負荷。グレネードの類も補給できていなければ、
 リフラクターフィールドも強度が著しく減衰という有様だ。

>>460

「ふむ…」

 FMM人形をしげしげと見つめて、

「ただの火炎放射器か集光レンズの類か?」

 どちらにせよ、奇跡とは程遠い機能によるものっぽいなあであった。

>>461

「ああ、拙いな。だからさっさと抜けねばならない」

 星爆竹は使えそうだが、投擲でグリフォンの目を灼くならばタイミングが重要となる。ハイリスクハイリターンの類だ。
 そして簡単な毒ではやや心もとない。それなりに強力な毒が必要となるが。

>>462

「それは傷口から入っても効力を発揮するか?」

 正直、口に放り込むのはかなり難度が高い。出来れば傷を負わせていって効力を発揮するのがいいが。

「それにしても、君は毒薬の知識もそれなりにあるのだな。正直意外ではあった」

 ローテク一本、脳筋腕自慢ってイメージがあるため。

 −−−−−−−−−−−

【全員対象】

 馬を全速で駆けさせた一行であったが、やはりといべきかなんというか。
 程なく、耳をつんざく咆哮と共に、空より巨大な体躯が現れた。やはりこの中の誰かがトラブル吸引機だ。(イムカの探るような目が光る
 
「捕まったな。速力はあちらが圧倒的に上。程なく追いつかれる」

 周辺は典型的な街道沿いで開けた場所。障害物は少なく…要するに地理的にも不利。
 グリフォンは…真っ赤に染まった目にぶくぶくと緑色に泡立つ涎をくちばしより垂らしながら天よりこちらを睥睨する。
 左の大きな翼を広げ、右の二枚の翼はさらに大きく大地に影をつくった。マトモな形状ですらない。

「どうやら、変異までしているというオマケ付だ。マトモですらなかったな」

 どの道、馬上では戦えないと、加速をつけたまあ馬を降りるイムカ。
 土ぼこりを引きずりながら、出力不安定の粒子短銃を抜き放つ。

「KYHAAAAAAA!!」

 そして、見計らったように真っ直ぐに急降下してくるグリフォン!!
 その鉤爪は鍛えられた鉄の鎧すら難なく引き裂くほどの威力が伺える。


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