【剣と魔法と】ここだけ世界の境界線★24【光線銃】
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286:α-12【ディープメイカー ver.α】>>507[saga]
2018/08/05(日) 23:50:02.52 ID:QYssC4SNo
>>284-285

 肉体の頑健さと鉄壁の盾となりえる月光を持つタェンティースが、
 敵の攻撃を阻み、越境者と救助対象(パッケージ)達を護る。

「GHAAAッ!!」

 そして、ウォルターの放つ刃により敵の先鋒が切り刻まれた。

【しばらくはそれで凌げるが、ウォルターの刃は確実にその精度を落としていく】
 【→それは適応力に抜きん出ている敵には速やかに露見し―――】

「エレベーターは…ダメ!階段走るデスッ!!」

 当然ながら電源を落とされ停止しているエレベーターなど論外。
 救助者達に階段を駆けるように指示するα-12であるが――

【当然ながら一般人の、シロートを抱えての撤退は、焦燥を禁じえない程に遅い!】

「KAAAAAAッ!!」

 それを見計らったように手榴弾が投擲。ソレがタェンティースを放射状に飛び越え後方を狙おうとする。

「SYAAAA!!」
「ッ…やべーデスよ!ポンコツ=サン!くらげ=サン!」

 さらにやや距離をとっている汚染兵士たちの様子…その手に持つ粒子銃の様子がおかしい。
 各部が展開し、赤い放熱板が露出する状態に変形しているのだ。
 それは半人が別の場所で散々見てきたモードでもある。

≪ブラスターモード:エリミネーター/ピアシング≫

 射出されれば何が起こるか、自明である。
 岩を瞬時に蒸発させるような極めて高出力の貫通レーザーが放たれようとしているのだ。

【敵はこの足が鈍るだろう階段到達のタイミングを狙って「決め」にかかってきたのだ!!】


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