【剣と魔法と】ここだけ世界の境界線★24【光線銃】
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243:ソーマタージ ◆.zilz3o6.U[saga]
2018/07/30(月) 21:54:09.47 ID:U1Cf7OBR0
>>241
「いやービックリしただわさ。ホテル出たら一面エンドオブワールド」
首にタオルをかけ、軽い調子で会話に混ざるソーマタージ。世界の終わりに瀕しても、その態度は崩れない。
元々ロイたちと同行していたわけではないが、避難した先でたまたま出くわしついてきたという訳だ。
「俺のいた地域風に言うならエニシってヤツだろうな。スタンド使いか」


「もとより期待はしてないさ、犬のお巡りさん。せいぜい勤めを果たしなよ」
タオルを投げ捨て、コートのフードを目深に被る。酸素供給機が物々しい音を立てて展開し、その表情を隠した。
「本当は無駄なコトだと思ってるが、ガッカリさせたくないからこれ以上は言わないでおいてやるよ」

嫌味ったらしい言い方が、差し出される首飾りに途切れる。怪訝そうな目を交互に向けると、一度だけ一行に視線をやって受け取った。
「あぁ…民間信仰? お前さんの先祖が多種族への理解のある人であることを祈ってるよ」

「じゃーな。最期まで生きてみせろよ」
両手で指差しながら最後の言葉を交わし、ソーマタージは走り出した。


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