´ω`)ノ こんぬづわ11
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87:読書[sage]
2018/08/26(日) 19:02:30.44 ID:G5vLmF/q0
C■~ *角岡伸彦「とことん!部落問題」(講談社 2009年)

☆雑文集。一貫したルポものでないのでさして面白くない。

301-302
 「糾弾では何も解決されない」などというジャーナリストがいる。『真相』シリーズの執筆者の一人、寺園敦史氏である。寺園氏は、私が書いたルポ「報じられなかった『阪神大震災と被差別部落』」(『Views』講談社、1995年9月号)を自著『だれも書かなかった「部落」』(講談社文庫)で「差別探しに終始」と批判した。初めて寺園氏と会ったとき、「差別探ししたらあかんのですか?」と挑発したら、何も答えられなかった。私が書いてもいないことを書いた前提で批判するので、文書で逐一指摘・抗議したが、苦し紛れの言い訳は答えにならず、最後は私の再質問のも逃げた。
 ある出版記念会で発言する機会があり、彼もいたので名指しで討論を挑んだが、またまた何も答えられなかった。部落問題を取材すること=差別探し、という単純な思考は、運動のあら探しはするが部落差別を見ようとしない彼の本質を物語っている。私が最初の本を出版する前も「僕のことを書くんですか?」と聞いてくる小心者でもある。そんな暇あるかい。


*上原善広「路地の子」(新潮社 2017年)

☆コンパクトやな〜。この2倍の分量で書いてほしいわ。随分まとめたなぁという感じ。仮名表記も何だかなあ〜という感じ。ハンナン→カワナンってどんな意味があるんだ?やり手の共産党活動家も実名にしてくれんと困るよ。上の角岡氏からノンフィクではない、と批判されてる本書ではあるが、それを差し引いても、もっと凄みのある作品になっただろうにと思わざるを得ない。


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