とあるバイセクシャルのチラ裏戦記5:30代の一歩
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195: ◆ijxboO81y6[sage]
2015/12/28(月) 08:10:58.54 ID:27XBWPdAO
「いやいやいやいやwwムリムリムリムリwwありえないですww」もう笑うしかない。
「だっていつもしてるでしょ?」
「ん??」
(一人で?ってこと?こんなの…)
「いつもしてるようにして見せて?」
急に真剣なトーンにCの口調が変わる。『ほら』と言わんばかりに黒光りする物体が眼前に差し出された。
「え??」
「カレシにしてるようにしてみて」
低くい声。断れないような断りたくないような低くてどこか甘い声。
黒い物体を唇に触れるか触れないかの距離まで近づけられてCの意図に気づいた。
きっと本気でイヤって言えばCはやめるだろう。というか「いつも」と言われるほどしたことないよ。それに「いいよ」と簡単にいうには太すぎる。こんなの見たことがない。絶対ムリ……。けれど私の唇と舌は何か薬でも塗られたかのようにうずきはじめる。
しばらくの躊躇のあと自分の意思とは別のところで少し唇が開いた。
その隙を逃さないとでもいうように阿吽の呼吸だとでもいうように口元にバイブが押し付けられる。ゆっくりと唇を割って固いプラスティックの塊が侵入してくる。口に含んでみると想像以上に大きくて口を開いているので精一杯。
(太っ!固っ!)
人間の身体とは違う無機質な固さに口腔のスペースが奪われていく。歯に当たると欠けてしまいそうな固さが怖くて、より口を開こうと頑張っているうちに、無機質な物体がどんどん侵入してきた。このまま殺されるかもしれないという恐怖が一瞬よぎる。喉の奥を突かれそうになって苦しくてたまらず頭を引くと、ものすごく真剣な表情で私を見下ろすCと目があった。
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