【浮かれた】幼なじみのお部屋で寝落ち・・・13回目【大学生】
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さや
◆0j8YIq7DEniB
2015/04/12(日) 04:54:52.45 ID:IK87kB+Ro
講義の開始時間が迫り、会話に花を咲かせていた子たちも漸くに着席する。
そうなればさすがに私の周りの席も埋まっていった。
「おー、いちさんじゃん!よろしくー」
「よろしくねー!」
「あ…はい、うん。よろしく…」
いぇーいとでも言わんばかりの快活なご挨拶。
前の席は、彼ら賑やかな男子グループの席となったようだ。
うーん…。いや、何も言う資格はないんだけど…。
「ここ、空いてる?」
「あ…はい、うん。空いてる、けど…」
「そう」
隣の席に着たのは、独特の雰囲気を放つ女の子だった。
孤高というかなんというか。
こう言っちゃなんだし、私が言えたことでもないけど、この子もあまりクラスに馴染んではいなかった。
暗いわけではなく、学校とは別の生業に重きを置いているような印象。
一方の私は根暗である。
まだ話したこともないけど…そういう子との方が合いそうな気はする。
「…よ、よろしく」
「ん。よろしく」
その素っ気ない挨拶になんだか安心感を覚えた。
さっきとのギャップかな。
まあおそらく半年間は隣の席で過ごすのだ。
これから知っていくこともあるだろう。
かくして、前途多難かはたまた洋々なのか、新学期の始まりを迎えた。
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