410:謎の食通 ◆LRvRIPAn.s[saga]
2024/12/29(日) 23:20:58.22 ID:/000IYHi0
園崎家
亜樹子「あれぇーーー・・・おかしいな・・・あの料理長怪しかったのにぃ」
タッタッタ
メイド「あ、鳴海さん!!」
亜樹子「あ・・・」
ッバ
メイド「聞きました?あなたが連れたメイドさんが誰かに襲われたみたいですよ?」
亜樹子「え・・・!?千佳ちゃんが!!?」
ッバ!!
待機室
郡山「・・・」
ガチャ!
亜樹子「あ・・・!千佳ちゃん・・・」
郡山「大丈夫です・・・襲われましたが傷はないですよ」
亜樹子「よかった・・・けど・・・なんで」
郡山「さあ・・・ただあの化け物・・・私の舌に選ばれたと言った・・・おそらくあのデザートを食べて狙われたと」
亜樹子「え?・・・じゃあ、その時に食べた人が」
郡山「おそらく」
亜樹子(・・・やはり、この中に居るんだ・・・犯人が)
郡山「ここは危険です。先の化け物もそうですが・・・それ以上に恐ろしいのが居るのを見ました」
亜樹子「え・・・?」
郡山「・・・理屈じゃ分からないんですが・・・あれは危険な存在です。ですから・・・」
亜樹子「そんなのは駄目・・・!舞さんのお父さんや他のパティシエがその化け物にまだ捕まってるとしたら・・・犯人を探さないと!!」
郡山「亜樹子さん・・・」
郡山(・・・そうだった。あのドーパントに攫われたパティシエ達が捕まったまま・・・それに私が狙われたとしたら・・・)
郡山「・・・分かりました。微力ながら手伝います・・・それにあの化け物・・・どうやら私を狙ってるようなんです」
亜樹子「そう・・・」
ギュ
亜樹子「・・・私の勝手で連れてきて本当ごめんなさい。私がちゃんと千佳ちゃんを守ってみせるから」
郡山「・・・大丈夫です。その言葉信じますから」
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