3:名無しNIPPER[saga sage]
2024/12/08(日) 15:22:01.80 ID:N5KWUGVDO
愛梨「くちゅん！」
P「大丈夫か？」
愛梨「えへへ……少しだけ寒いです」
4:名無しNIPPER[saga sage]
2024/12/08(日) 15:24:54.96 ID:N5KWUGVDO
―それは俺と愛梨が付き合うきっかけになった、一年前の愛梨の誕生日のことだった
5:名無しNIPPER[saga sage]
2024/12/08(日) 15:34:33.12 ID:N5KWUGVDO
………………
…………
……
愛梨「というわけで、今日はPさんと一緒にディナーなんですよ♪」
6:名無しNIPPER[saga sage]
2024/12/08(日) 15:45:06.23 ID:N5KWUGVDO
芳乃「愛梨殿ー」
愛梨「ん？どうしたの、芳乃ちゃん」
芳乃「愛梨殿もアイドルでしてー。きちんと理解しておりましてー？」
7:名無しNIPPER[saga sage]
2024/12/08(日) 15:47:31.25 ID:N5KWUGVDO
愛梨（あの日、Pさんに出会わなかったら……アイドルになれなかったのかな？）
（そしたら、Pさんに会うことはなかったのかな……）
（そう考えたことがある）
8:名無しNIPPER[saga sage]
2024/12/08(日) 15:49:02.97 ID:N5KWUGVDO
愛梨（ほかにも、Pさんが忙しくて、私にちっとも構ってくれなかったことだって沢山ある）
（もし、結婚したりして一緒になったりしたら、こんな時間が増えるのか……って、すごく恐くなったこともある）
9:名無しNIPPER[saga sage]
2024/12/08(日) 15:58:37.92 ID:N5KWUGVDO
愛梨（だけど）
P「愛梨！」
10:名無しNIPPER[saga sage]
2024/12/08(日) 16:02:16.42 ID:N5KWUGVDO
P（さて……愛梨はいつもみたいに楽しそうだな）
（……さりとて一年付き合ってわかるが、決して脳天気というわけでも、笑ってごまかすわけでもない）
（きっと不安があっても頑張れる努力をしているんだろう）
11:名無しNIPPER[saga sage]
2024/12/08(日) 16:09:07.36 ID:N5KWUGVDO
―ディナーシーンは省略します
愛梨「えへへ、ありがとうございます」
P「何を言う。愛梨が生まれてこなかったら、こんな幸せな気分を味わえなかったからな」
12:名無しNIPPER[saga sage]
2024/12/08(日) 16:13:57.32 ID:N5KWUGVDO
P「今の俺では年に数回ディナーに誘うのが精一杯だ」
愛梨「え？そんな、Pさんは……」
P「でもな、10年後ぐらいにはきっと二人隣り合って、笑顔でいられるような生活ができるようになっている……と思う」
13:名無しNIPPER[saga sage]
2024/12/08(日) 16:14:32.98 ID:N5KWUGVDO
ｼﾞｰｯ
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