【安価コンマ】オリウマ娘と共に season2
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96: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/11/10(日) 18:03:06.44 ID:Wtd8QugC0
ユメノツキ「――――では始めましょうか。トレーニング」

次の日、時間通りにトレーニングコースに来てくれたユメノツキ。最悪少しくらいの遅刻は許そうと思っていたが……どうやらそこの問題はないようだ。

ユメノツキ「……何か失礼なこと考えていませんか?間抜けな顔になってましたよ」

『いや、なんでもない。というか、仮にもトレーナーに間抜けな顔とか言うなよ……』

ユメノツキ「……バカっぽい顔?」

『ああもう、とにかく人の顔をバカにしたいんだな!ほら、じゃあしっかりと柔軟と準備運動をしてからまずは何周貸して貰うからな』

ユメノツキ「はあ、三冠ウマ娘であるボクのトレーナーなんですからもっと冷静沈着でいつ何時も落ち着いてほしいものですが……まあ、良いでしょう」

――入念に柔軟と準備運動をして、ユメノツキに芝のコースを何周かしてもらったが……やはり。

ユメノツキ「――――ふっ」

『……』

――彼女の走りはまだデビューしていない同期と比べて別格だった。パワーも、スピードも、テクニックも。基礎となる何もかもが飛びぬけていて……。

ユメノツキ「……どうでしたか、トレーナー。ボケーっとしていましたけど?ちゃんと見てましたか?」

『ん……ああ、ちゃんと見てたさ。キミの走りはやっぱり凄いなぁ、と思ってな』

ユメノツキ「……ふっ。まあ当然ですよね?まあ、ボクの走りは三冠の走りなんですから、ええ。トレーナーが見惚れてしまうのも自然なことです」

ユメちゃんは褒められるとなんだか凄い調子に乗るなぁ……いや、まあ実際そうなんだから何も言えない。



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