【安価コンマ】オリウマ娘と共に season2
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85: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/11/10(日) 00:04:38.14 ID:Wtd8QugC0
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ユメノツキ「ふぅん……へぇ……」
担当契約の手続きのためにトレーナー室に来てもらうと、ユメノツキは部屋の中をジロジロと見始める。
『……なにかあったか?』
ユメノツキ「いえ、なにも?ただ……質素な部屋だなと」
それに狭いし小さい。三冠ウマ娘を担当するトレーナーなんですから、もっと豪華な部屋はないんですか?……と、疑問そうに聞いてくる。
……そこはトレセン学園に聞いてもらわないとどうにもできないな。
『なら、とりあえず三冠を獲って実績を認めてもらわないとな――そしたらもっと大きい部屋を貰えるさ」
……きっと、多分な。と小さくつぶやく。ユメノツキの耳には届かなかったようで、彼女はなるほどなるほど、と嬉しそうにしている。
ユメノツキ「まあボクなら余裕ですね。三冠、そして凱旋門賞――ええ、問題ありません」
『……ああ、そうだな』
自信満々に胸を張られる、その仕草がなんだか彼女の親戚の三冠馬のそれに似ていた。
ユメノツキ「そして三冠ウマ娘に相応しい環境を手に入れましょう。毎日スイーツを食べ、全国のスイーツを食べ、各国のスイーツを食べ……あ、フランスのスイーツ食べてみたいですね」
『キミ結構食いしん坊だな?』
じゅるり、と涎を垂らしそうな彼女。あのスイーツ店での食いっぷりを見てもそれは明らかだった。
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