【安価コンマ】オリウマ娘と共に season2
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77: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/11/09(土) 00:27:43.68 ID:gbO057ew0
三冠モブちゃんの見た目はあんまり考えてません。身長がちっちゃいのと芦毛なのは確定ですけど、それ以外はあんまり。

見た目に合わないでっけぇモノを持ってても、最速を追及しててもどっちでも行けます。



『そういうところじゃないか、なぁユメちゃん』

ユメノツキ「そういうところと言われましても……は?ぁ、今、貴方なんと?」

――彼女の表情がぴきっと、硬くなる。そりゃそうだ、親戚から言われている呼び方でいきなり呼ばれたんだ、俺だってそうなる。

『人を突き放して見下す言動、自分から歩み寄ろうとしないんだ――ならそりゃ、こうもなるだろユメちゃん』

ユメノツキ「待って。待ってください。――誰ですか、その呼び方を教えたのは……!」

『キミがよく言う三冠ウマ娘さんに、ちょっとな』

ユメノツキ「○○お姉ちゃ……ぁ。んっ、んんっ!」

自分の出した言葉を遮るように咳払い。今までの彼女の澄ました表情が変わり、ジロりとこちらを睨みつける。

ユメノツキ「……何が目的ですか?三冠ウマ娘の地位とか名誉とかですか?」

『いや、別にそういうわけじゃないが……さっき言ったとおりだよ。もっと歩み寄ればキミの実力ならトレーナーなんて掴みたい放題だろ』

ユメノツキ「だから、ボクは普通のトレーナーは嫌なんです。三冠ウマ娘に相応しいトレーナーが良いんです」

『――』

三冠ウマ娘に相応しいトレーナー。彼女がよくトレーナーに対してモブと言うのは、三冠ウマ娘に相応しくないトレーナーだ、という宣言なんだろう。

じゃあどうすれば三冠ウマ娘に相応しいトレーナーになれるのか?新人トレーナーである俺には正直想像もできないが――これだけは、分かる。

『……キミの想像を超えたトレーナーになって見せるさ』

ユメノツキ「は?」



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