【安価コンマ】オリウマ娘と共に season2
↓ 1- 覧 板 20
51: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/11/05(火) 22:38:25.24 ID:yFfdGJEV0
『――流石に舐めすぎじゃないか、三冠を』
ユメノツキ「はい?」
俺の発言に「何を言っているんだろうこの人は?」と言いたげな表情で首を傾げるユメノツキ。
――子供の頃の夢を何の穢れもない眼で語る。無垢な理想を、穢れのない気持ちで語る彼女の姿が自分にはあんまりにも眩しかった。
ユメノツキ「別に舐めてなんていませんけど……?三冠ウマ娘、凄いと思います。なのでボクも成ります――ただそれだけじゃないですか?」
『…………』
……ダメだ、このウマ娘は自分が三冠ウマ娘になると信じきっている。
如何せんそう思えてしまうだけの実力があるのが彼女の想いを後押ししているのであろう……。
『……俺はそろそろ行くよ。そろそろ戻らないと行けないからな』
ユメノツキ「んぐっ……分かりました。ではボクも帰ります」
食べかけのシュークリームを一口で頬張って飲み込み。何事もなかったようにユメノツキは立ち上がった。
ユメノツキ「あ、ごちそうさまでした。美味しかったです、またお願いします」
『…………待て、キミもしかして奢られるつもりなのか?』
ユメノツキ「……?」
ああ!このっ……!首を傾げるな!首を!
――――お財布が随分と軽くなってしまった。はぁ……。
174Res/85.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20