【安価コンマ】オリウマ娘と共に season2
↓ 1- 覧 板 20
180: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2025/01/05(日) 23:58:50.66 ID:AXDxQGJr0
――――芙蓉ステークスに出走を決め、それに向けたトレーニングを続けていく。
と、言っても基本的にはスピードトレーニング……たまにユメノツキを飽きさせないために別のトレーニングを行ったり、最新のトレーニング理論をまとめた論文を元にしたトレーニングを行ってみたり……。
だが、その結果は……あまり宜しいものではなかった。
ユメノツキ「は?なんですかこのトレーニング、時間をかける割に効果も薄そうで……やりたくないですよ、めんどくさい」
ユメノツキ「また坂路ですか?嫌です、今日は……あ、泳ぎたい気分なのでプールに行きますね。なんですかその表情、三冠ウマ娘ですよボクは?」
……あまりにも自分勝手で、自分優先。こっちのことなど考えない、一応トレーニング自体は行ってくれることが……こっちが考えたメニューをきちんと行ってくれることはあまりない。
『どうしたものかなぁ』
本日のターフの上でユメノツキを待ちながらぼやく。新人トレーナーの自分にとって、あまりにも彼女は我儘すぎる……というか、もうとっくに時間を過ぎてるけど、来ないな。
……ぷるる、とスマホが震える。彼女からの連絡かと通知を見ると――。
ユメノツキ『トレーナーさん、駅の近くに新しいスイーツ店が出来ていました。今日はそこの調査に向かうのでトレーニングお休みでお願いします』
『…………』
そんなメッセージと共に、そのお店のスイーツの写真を送ってくるユメノツキ。一つ二つではなく、両手では数えきれない量のスイーツの写真。
『もう食べてるし……ぁああああ……』
……太り気味で帰ってきたら許さないからなぁ……。
223Res/114.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20