【安価コンマ】オリウマ娘と共に season2
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159: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/11/26(火) 22:15:39.29 ID:1h2PFo3j0
『――で、だ。ユメノツキの今後のレースに関しての話だ』
ユメノツキ「……?トレーナーもしかして最初に話したことすら覚えていないんですか?三冠とって凱旋門以外にレースとか――ちょっと!なんでボクのにんじんプリン取るんですか!」
このウマ娘と過ごしていて分かったことがある――それは多少は厳しくしても良いということだ。このユメちゃん、甘やかされて過ごしてきたせいかだいぶ自分に甘いし態度もちょっと良くない。
『話をちゃんと聞いたら返してやるから、一旦間食は止めてくれ。三冠路線は確定として……その間に走るレースのことだよ、ユメちゃん』
ユメノツキ「……つまり次走るのは皐月賞ということでしょう?あとユメちゃんって言わないで下さい、怒りますよ?」
このウマ娘本気で言ってるのか?ああもう、なんでそんな純粋な綺麗な瞳を……!
『……確かに皐月賞は走る、でもそれは次走じゃない。この時期から来年の皐月賞まで走らないなんてローテ、流石に無理だ』
――皐月賞までに出来れば二回……いや三回くらいは走りたい。オープンでも重賞でも……それに年内の重賞と言えば。
『……十二月のホープフルステークス』
三冠路線を走るウマ娘が最初に走る可能性がある"G1"。彼女の走りを考えれば、これに出走するのも間違いでは、ない。
『しかし次走がG1は流石に……だからキミの適正にあったレース中距離か長距離のレースに出走しようと思うんだが……』
ユメノツキ「……はあ、そうですか?」
『……事前に実力を見せておけば沢山ファンもできるし、SNSで噂されるし、三冠ウマ娘らしい扱いをされるぞ』
ユメノツキ「は〜〜〜?ちょっとトレーナー!どうしてそんな大事な話をしないんですか!ほら、早く次走の候補出してください!三冠ウマ娘のトレーナーらしい素早い仕事を見せて下さい!」
『……』
ユメちゃん……。
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