もしもシャミ子が葬送のフリーレンの世界に飛ばされたら
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63:1[sage saga]
2024/11/01(金) 20:22:38.12 ID:4JAHijIv0
 
◇数分前 シャミ子が召喚された街道

 スパッ

ウガルル「ウガッ! 開通しタ! ……でも腹減っタ。もう動けなイ」

ミカン「ご苦労様、ウガルル。はい、お弁当」

桃「で、ここがシャミ子が攫われた世界なの?」

ミカン「異世界なのよね……確かにちょっと魔力の質が違う感じだけど」

しおん「その筈だよぉ。リリスさんの像に仕込んでおいたマジカルGPSの反応からすると……」

桃「そもそもそのマジカルGPSってなんなの? 本当に信用できる?」

しおん「マジカルなGPSだよぉ。普通のGPSは測位データを受信するけど、これは魔術的な"縁"を辿ることで―」

桃「いや、やっぱいいや……とにかく始祖像を追尾できてるってことだよね」

ミカン「像を投げ込んでおいてくれたご先祖様のファインプレーね……よいしょっ、と。……重いわ。桃、あなたも手伝いなさいな」

リリス等身大依り代「……」

桃「リリスさんの死体……もとい、等身大依り代まで持ってくる必要あった?」

しおん「念のためだよ。ご先祖様がこっちの依り代に戻ってくれば、これ以上ない追跡の手がかりになるし」
しおん「座標軸はともかく、時間軸までは保証できないからね……なるべく急いで追いかけたけど、数日から十数日くらいの誤差はあるかも」

桃「出た先にいてくれれば話は早かったんだけど、そんなうまい話はないか……じゃあ二手に分かれて探索を」

リリス「……うぎゃあああああ!」

桃「うにゃああああ!」

ミカン「きゃああああ!?」

しおん「(逃亡)」

ウガルル「んがっ、んぐっ……むぐむぐ、ボスのゴセンゾ生き返っタ」

リリス「あー、死ぬかと思った……ん? ここはどこぞ? 最初に出た街道……?」

桃「リリスさん! 戻ってきたんですね」

リリス「桃! そうか、お主ら余達を助けに……って、そうだシャミ子が! ……うぐぐ、ダメだ像に戻れん。さっきの一撃で依り代機能がマヒしておる……」
リリス「おい、桃よ急げ! あの速度だけは出るクソダサフォームに変身せよ!」

桃「クソダサフォームという呼称については後で話し合うとして……落ち着いてください。シャミ子がどうしたんです?」


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