もしもシャミ子が葬送のフリーレンの世界に飛ばされたら
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46:1[sage saga]
2024/11/01(金) 19:57:13.64 ID:4JAHijIv0
 
◇昼過ぎ 北部高原エルンスト地方 モグサノ村


シュタルク「着いたけど……文字通り小さな農村、って感じのとこだな」

フェルン「いたって平和ですね。魔族はこちらに来なかったのでしょうか」


村人「……」「……」


シュタルク「ただ、なんとなく村人からの視線が冷たいような気がするんだけど……」

フェルン「まるで観察されてるような……」

フリーレン「ここは街道筋じゃないからね。見慣れないよそ者への対応はどこもこんなものだよ」

フェルン「! フリーレン様、ひとり体格の良い方が近づいてきます」

フリーレン「素性改めだろうさ。フェルン、肩書を使わせて貰うよ」

フェルン「? 肩書ですか?」

ガタイのいい村人「……あんたらぁ、旅の人かね? こんな小さな村に何の用だ? 帝国へ行くなら街道をまっすぐだ」

フリーレン「この付近に魔族が潜んでいる可能性があってね。探してるんだ。この子は大陸魔法協会のフェルン一級魔法使いだよ」

ガタイのいい村人「っ……魔族……?」

フリーレン「……?」

ガタイのいい村人「……ああ、いや。分かった、村長に報告してくるからここで待っててくれ」

フリーレン「二度手間になるし、着いて行っちゃ駄目?」

ガタイのいい村人「駄目だ!」

フェルン「わっ」

シュタルク「きゃっ」

フリーレン「分かったよ……けど、そこまで大声出さなくてもよくない?」

ガタイのいい村人「あ……ああ、そうだな。悪かった。だが余所者をそうほいほい村には入れられねえんでな。とにかく、ここで待っていてくれ」

シュタルク「……やれやれ、行ったか……めっちゃ怖かった……」

フェルン「すごい剣幕でしたね……」

フリーレン「……」


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