【ほぼコンマ】???が人理を修復するようです【時々安価】
1- 20
288:ノベルドーパント[saga]
2024/10/26(土) 10:35:32.81 ID:ZRKJFkjw0

ジル・ド・レェ(術)「な、に……!?」

何と驚いたことに、サーヴァントのジル・ド・レェを斬ったのは、いつの間にかこの場に来ていたこの時代のジル・ド・レェだった。


ジル・ド・レェ(術)「何故だ! 何故よりにもよって私が私の邪魔をするのだ! 過去とはいえ私であれば我が光を奪われた憎悪を、屈辱を、怨恨を! 理解出来ぬはずがないだろう!! 何故だ、答えろジル・ド・レェェエエエエエエエエエエエエエエエエ!!」

ジル・ド・レェ「……例え貴様が私の未来の姿なのだとしても、今の私は覚えているのだ。ジャンヌと共に駆け抜けたあの日々を、あの黄金の輝きを。憎悪もある、屈辱もある、怨恨もある、だが決して変わらぬ景色を私は覚えているのだ」

そうして、ジル・ド・レェ(術)の霊格を、ジル・ド・レェの剣先が貫いた。


ジャンヌ「ジル……」

ジル・ド・レェ「……此度の騒動は、きっと一時の夢の様な物なのでしょう。あと少し時間が過ぎれば、何もかもを忘れ去って『元に戻る』に違いない……なので、一言だけ伝えておきます。──私は貴方と戦えて、本当に光栄でした。本当に嬉しかった。本当にありがとう、ジャンヌ。我らが聖女よ」

ジャンヌ「……ええ、私もです。私もですよ、ジル」

デオン「…………マスターの敵討ちをする、と言った雰囲気ではないなこれは」

マルタ「ええ、ジャンヌとジル・ド・レェの……時を超えた友愛の勝利です。これ以上は無粋という物でしょう」

アタランテ「やれやれ、折角間に合ったと思ったのだが……まぁ良いか。次は共闘できることを祈っているぞ、カルデアのマスター達よ」

そう言って、狂化のスキルを強引に植え付けられたサーヴァント達は勿論、特異点を修復した結果か、ジークフリートもジャンヌ・ダルクも消えていった。……残されたのは、ジル・ド・レェ(術)の中から出て来た聖杯一つのみ。それをマシュが回収して、第一特異点の修復は終わりを告げた。


【人理定礎値 C+】

【第一の聖杯:救国の聖処女A.D.1431】

【邪竜百年戦争 オルレアン】

【人理修復】



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
999Res/554.85 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice