監督「しずくさんー!次の死体B役お願いしますね」しずく「は、はい!」
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17:名無しNIPPER[saga]
2024/10/02(水) 02:26:32.98 ID:Yqju1EfpO
真姫「失礼しました。しずくさん、少し話せますか?」

しずく「え、えぇ」

(廊下)

しずく「あの、さっきは…」

真姫「あの子の言ってる悪徳商法の教祖は紫色の髪の毛をした胡散臭い関西弁を話す女じゃなかった?」

しずく「!!……先生はその人のこと知っているんですか!?」

真姫「まぁ…色々とね。あの女は心の弱った人間に目をつけ、言葉巧みに自分の意のままに操る天才よ」

しずく「……」

真姫「分からず屋のかすみさんに腹を立てる気持ちは分かる。怒鳴る気持ちもね。けど、マインドコントロールされている人間に強制することは厳禁なの」

しずく「ならどうすれば……」

真姫「あの子と一緒にいてあげて希の矛盾点を自分で気づかせてあげることよ」

しずく「……分かりました」

演劇で成功を収めなければならない焦りもありますが、かすみさんの事も大事な私にそれを断るという選択肢はありませんでした。

セミナーに行った時かすみさんを突き放してしまった負目もあったのだと思います。


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