テイルズ・オブ・ユベル その2
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529:ノベルドーパント[saga]
2024/10/13(日) 22:47:13.17 ID:sXRjWdUx0

簡単に説明すると、子供の頃のボクは「神童速」と呼ばれている素早さが馬鹿高いメンバーを集めた子供スパイ集団に所属していて、敵地に忍び込んで情報を探ってくるのが日常だったんだ。

……だけどある時、ボクの善意が原因で親友が死んだ。しかも「体の半分を大岩に押し潰される」っていうとても苦しい最期だった。……そんな目に自分を合わせた奴に、そいつは何て言ったと思う?


ローエンの親友「──……俺のこの、魔力をやるよ。俺にはまるで使いこなせなかったけど──何でも器用に出来るお前なら、使いこなせるだろ」


だぞ? 真の献身とは何なのかって事を思い知らされたよ。……もう確実に助からないならと、ボクは親友の魔力を貰った。そして、素早さと魔力を極めに極めて「毒風」「疾風」なんていうあだ名で呼ばれるようになって、今やマトライタの他国への使者代表さ。……でも、この心の闇が晴れることは決して無い。どれだけ善いことをしていようが、吐き気がするぐらい悪い事をしていようが、結局、どうしようも無い時はどうしようもないんだから。


フリージア「……ローエン」

ローエン「勇者の旅に付いて行くのだって、最初は反対したよ。自分が行っても逆効果になるんじゃないかって怖かった。「毒風」は使い方を間違えれば仲間を窮地に立たせてしまう技でもあるからね。卑弥呼様の命令で、最終的には従わざるをえなかったけど……。でも、実際にとても良い事が色々あった──その最たる物が、君だ。フリージア。君がどんなに妹と自分の能力を比べてようが関係無い。君の事が好きだ──ボクと、結婚を前提に付き合ってくれないか?」

フリージア「……はい。……はい!(ポロポロ)私も好き、貴方のことが好きです……!!」


そうして二人は──↓1 コンマ70以上で夜の町に消えていく。それ以外で「最低でも一年は待って貰います!!」とフェアリスガード。



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