テイルズ・オブ・ユベル その2
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437:ノベルドーパント[saga]
2024/10/11(金) 12:19:43.03 ID:/Rjb0GIV0
>>436 2


謎のローブの男「ぐぅううううううううううううううううううううううっっっ!! き、貴様ら……! 自分達が何をしようとしているのか分かっているのか!?」

テイシロウ「……どういう意味だ」

謎のローブの男「貴様は自分の中に勇者と魔皇の力が宿っていると思っているらしいが、そうではない……! 魔皇だけではなく勇者としての力も、元々「シアン・バスカークスの中にあった物」だ!! 勇者の力をお前に強制譲渡し、魔皇としてのデメリットだけが残ったその娘が死ぬと言うことはどういう事か理解出来ているか? 魔皇がその娘の亡骸を利用して完全復活を遂げる!! その前に楽園(アヴァロン)で永遠の眠りに付いて貰うしかないのだ!!」

フリージア「はぁ!? そうならない為に私達が魔皇を──」

謎のローブの男「貴様達は理解できていない! 魔皇の絶対的力を!! 世界を終わらせることが出来る力を!! 今から見せてやろう……魔皇の力、その一端をな!「リプロダクション」!!」


俺達の心に直接語り掛けるように、謎のローブの男が魔法を唱える。そして、俺達の中に再現されたのは──


『あ、あああああああああああああああああ──!!』


マトライタにある不死の山ように大きな体。筋骨隆々と言うにはあまりにも太すぎるその腕と脚。そして繰り出されるは、この星その物を破壊出来てしまうのではないかと思わせるような絶対的な一撃──アレが、魔皇だっていうのか……!?


謎のローブの男「どうだ!? これを見てもまだ起ち上がるか? 俺の行動を理解出来ないか!? 俺が今まで魔神人間を各地で造り出していたのはもう一つの魔皇の継承者である『私自身の力を少しでも削ぐ為』だ! 私もシアン・バスカークス同様、楽園で永遠の眠りに付くしか方法は無いのだよ!!」

ローエン「……お前は誰だ! 何故魔皇の姿を見たことがある!! 何故魔皇の力を知っている!! そして何故シアンにそんな力が眠っていることを知っていた!!」

謎のローブの男「……それに答える必要は、無い」

謎のローブの男はそう言うと、転移魔法でスッ──とどこかへと消えてしまった。……あの男は一体……。


↓1(コンマ判定、全員の意気消沈度。高ければ高いほど魔皇を倒す方法があるのかと絶望する)



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