テイルズ・オブ・ユベル その2
1- 20
400:ノベルドーパント[saga]
2024/10/09(水) 21:44:05.10 ID:5F4GBQRd0
>>399 ハイパークリティカル発動。シアンの心の闇が完全に晴れた!!


シアン「…………だよ」

シアンがポロポロと涙をこぼしながらテイシロウに訴えかけてくる。


シアン「ズルいよ、卑怯だよ、私がどんな過去を持ってるか知ってるくせに……! テイシロウのこと、本当は永遠に離れたくないぐらい大好きだって知ってるくせに……!! 子供まで授かったって言うなら私、この子のために何が何でも生きなくちゃいけないじゃない……!! 絶対に私みたいな人生を送らせる訳にはいかないじゃない……!!」

テイシロウ「俺にそれだけのことをさせるだけの事を、お前はして来たんだよ。本当は今からオシオキとしてケツを百発叩いてやりたい所だけど昨日も後背位で散々ヤッたし、無理矢理お前に子供を授からせた俺もお前と同罪だからこれで相殺って事で……「テイシロウのドS……」否定はしない」

シアンは涙をゴシゴシと拭き取ると。


シアン「本当に大変だよ、私を助けるの」

テイシロウ「望む所だ。世界中をありとあらゆる物を利用して、魔皇とやらからお前を解放してやる。それに、一人じゃ全然足りない。幸せすぎてもう嫌って言うほど幸せな人生を送って貰う。それが、俺のずっと前からの夢だったんだから」

シアン「テイシロウ…………本当にごめんね、ありがとう。テイシロウ……!」


シアンの心の闇が完全に晴れた!! テイシロウとシアンは究極共鳴秘奥義『天魔撃滅斬』を使えるようになった!!



フリージア「そう……。アンタ、決めれる時はちゃんと決めれる男じゃない。ここで『妹が先じゃないとヤダヤダ』とか抜かしてたら地の果てまでぶっ飛ばしてた所だったわ。──そして、おめでとうシアン。私達も、アンタを魔皇から解放する為に全力で協力する! だって私達、もう親友でしょ!!」

伊右衛門「うむ……。聖薬を用いた物とはいえ、今日は良き日だ。昼飯に赤飯を炊くよう、厨房に頼んでおかなくてはな」

テイシロウ「……みんな、本当にありがとう。特にローエンは卑弥呼様への説得に協力してくれて本当に助かった! 宝物殿にしまわれていたあのお酒を貰うのは、俺だけじゃ絶対無理だったよ」

ローエン「なに、君を味方に付けたことで『桃源郷』が見つかればそれで数え切れない位のお釣りが来る。魔皇という存在も放っておける物じゃ無いし、差し引きは大幅にプラスだ」

シアン「…………その、みんなもごめんなさい。私──」

フリージア「気にしない気にしないい! アンタにそんな過去があったんなら「ああ」なるのも仕方ないって。変えられない過去より、変えられる未来を見なさい!!」

伊右衛門「ああ、フリージアの言う通りだ。やはり女性という生き物は真の意味で強者が多いな」

シアン「うん……。ありがとう、フリージア。あ、でも一個だけ不満があって……」

ローエン「不満? まぁそりゃあ無理矢理妊娠させられたような物なんだから不満はあって当然「いや、そうじゃなくて」?」

シアン「…………あと数ヶ月もしたらテイシロウと暫くエッチ出来なくなっちゃうんだなって考えると、少し寂しい」

テイシロウ「し、シアン!?」

フリージア「はーい! 男共はあっちに行った行った!! こっちはシアンにテイシロウがどんな鬼畜攻めをかましてきたのかじっくり聞き出してやるんだから!!」

伊右衛門「やれやれ……。まぁ、テイシロウ意外にも心を許せる友が出来るのは良い事だろう」

テイシロウ「ああ……。あー、でも本当リリアにどう説明するかなぁ……」

ローエン「それは君の誠意次第だろうさ。昼食が済み次第、ワープ魔法でデューン王国の王都に戻るぞ。今回の件をペルシャ姫とレオーネ王妃に報告しなくちゃならないからな」

テイシロウ「……そのまま西方に向かうってのは「ダメだ」はい」


↓1(コンマ)事情を全て知ったリリアのテイシロウとシアンへの怒り度。(補正+50)



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
674Res/332.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice