テイルズ・オブ・ユベル その2
1- 20
394:ノベルドーパント[saga]
2024/10/09(水) 20:19:49.05 ID:5F4GBQRd0
>>393 1

それは、正しく神速と言って良い速さだった。シアンが「しまった」と言うような顔をするがもう遅い。テイシロウは片手でシアンの持つ杖を弾き飛ばすと、その異形と化した両手でシアンをギュッと抱きしめる。……決して壊れないように、決して傷つかないように。優しく、愛しく、それでも力強く──


テイシロウ「──シアン、お前の事が好きだ」

それが十二分に伝わるように、耳元で囁いて──「抱いても良いか?」とテイシロウは聞いた。シアンは拒まなかった。──いつかこんな日が来るだろう事は、初めから分かっていたから。


〜〜〜夜〜〜〜


ローエンと卑弥呼に事情を話して用意して貰ったのは、マトライタ流の最高級の夜伽の部屋。愛し合う二人が特別な行為をする為の、特別な部屋だ。そして、特別なお酒も用意して貰った。


テイシロウ「ほら、一杯飲めよ。そういう気分にさせてくれる桃源郷のご神酒だってさ」

シアン「……ん(コクコク)……これ、甘くて美味しい……桃の風味がする……」

↓1 シアンの飲みっぷり。高コンマ程ガバガバ飲んでしまい……。(補正無し)



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
674Res/332.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice