257:ノベルドーパント[saga]
2024/10/03(木) 22:20:08.35 ID:c3rOGHsE0
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テイシロウ「…………」
グッチャグッチャと、肉食獣が生肉を貪るような音が連続する。テイシロウの中にある何かが、口にするのもおぞましい程の何かが、数々の呪いを『餌』として貪っているのだ。
断わっておくが、テイシロウ自身に意識は無い。これは彼の力の外殻であり、禁断の力の象徴。本来であればその代償もテイシロウ自身が受けるはずなのだが、それは────
ドンドン消えていく他人への好意や感心を、テイシロウ好みの幼女が色仕掛けして来た途端に、怠惰で動きたくなくなる呪いを受けた瞬間に、奈落のような口を開けて、数多の○○○がそれを取り込んで力としていく。……そう、それで良い。ここでテイシロウが「惑いの森」なんて場所に行ってくれたのは嬉しい誤算だ。もっと、もっと──もっともっともっと!! ああ、願わくば魔王マーラよ。彼をその器へと押し上げたまへ──!!
〜〜〜1日後〜〜〜
テイシロウ「ん、ん〜? あーあ、よく寝たなぁ……」
卑弥呼「……まさか、本当にたった一日で惑いの森の呪いを倒破なされるとは………」
テイシロウ「卑弥呼……様? 伊右衛門にローエンも」
伊右衛門「バカな……! 信じられん。ではこの者は本物の──!!」
ローエン「驚いてるのはボクも一緒だけど、結果は結果だ。受け入れて貰うぞ伊右衛門。彼は楽園に到達するに相応しい勇者だとな」
伊右衛門「…………分かっている、サムライに二言は無い。しかし、これだけ聞かせてくれ。何故貴様はそんなに幼子が好きなのだ? まさか本当に単に子供が趣味的にも性的にも好きだからと言うわけではあるまい」
テイシロウ「だから誤解だってば……強いて言うなら↓1〜3だな。誰でも思い付くような当り前の事だろ、そんなの」
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