200: ◆VLsOpQtFCs[saga]
2025/02/14(金) 21:31:11.88 ID:lzHtQuouo
フックモンは、船でホエーモンを運んでいく。
ベーダモンはしばらく沈黙しながらそれを眺めた後、チャットを送ってきた。
『余の仇敵が 今や狩られる獲物になっているとは 余があれをしてやろうと思って 兵力を集めていたというのに』
…そうか…
ベーダモンが洗脳光線で部下を増やしていたのは、自身を海から追放したホエーモンに復讐するためだったのか。
『して あれらは 何者だ』
多分…AAAの部下だ。
ヒョーガモンやスノーゴブリモン、フックモンは、明らかにフーガモン・シャーマモン・ゴリモンの遺伝子を継いでいる。
『そうか それで どうする』
どうしますか?リーダー。
「…放っておいたら碌なことにならないだろう。本拠地を特定次第壊滅させる。かつて集落を壊滅させたように」
それに越したことは無いですね。
「待って、ケン、リーダー」
どうしたのメガ?
「僕達の戦力に、この寒冷地帯でまともに戦えるデジモンって誰がいる?」
…厳しいな。
植物型のシュリモンも、爬虫類型のエクスブイモンも、寒さは苦手だろう。
ケンキモンも鉄のボディが凍りついて動きが鈍るだろうし、無限軌道は雪に埋もれて進めないかも。
「そういうことだよ。今の僕達では、この極限環境では戦えない」
うーん…。困ったな。
シューティングスターモン達でさえ難しいかもしれない。
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