【ダンガンロンパ 】ダンロンでほのぼのと百合百合したい2
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31: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2024/08/25(日) 21:03:59.80 ID:CgJIjl93O
舞園 「膝の上、一曲だけですよ?」

澪田 「さやかちゃんっ!! 女神っ!!」

 澪田さんは私から離れると、興奮しながら太腿を両手でバシバシと叩いてスタンバイする。

舞園 「……大丈夫でしょうか? 澪田さん、私より明らかに体重軽いですよね?」

舞園 「支えられますか? 潰れたりしませんか?」

澪田 「そこは愛でカバーするっすから! 無問題!」

 ふ、不安です! ものスゴく不安です! この心配になるほど細い膝に体重をかけるのが……!

舞園 「な、なにかあれば、全力で償います! 失礼します!」

 目を瞑ってゆっくりと腰を下ろして、澪田さんの膝の上にお尻が着地する。バランスが心許なくて、ちょっと怖いです。

澪田 「これが! トップアイドルのお尻の感触!」

舞園 「帰りましょうか」

澪田 「ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさいぃいぃぃい!」

舞園 「もう……それより、膝、大丈夫ですか?」

澪田 「正直ちょっとお……辛いっす」

舞園 「重いっていいかけましたね?」

澪田 「まっさかー! そんなことないっすよ?」

舞園 「言いかけましたよね?」

 笑顔で圧をかけながら問い質すと、澪田さんの瞳が、ゆっくりぐるっと回って、そのまま目を逸らす。

舞園 「退こうかと思いましたが、オシオキでこのまま乗ったまま歌いますね?」

澪田 「いやはや! ご褒美です! ありがとうございます!」

 ふふっと私は笑って、最後の一曲を入れる。

舞園 「澪田さんが良ければですけど、またふたりきりで遊びたいですね」

澪田 「え!!いいんすか?!」

舞園 「もちろんですよ。これは社交辞令じゃありません」

 澪田さんと目線を合わせてウインクをしてみせる。澪田さんの表情がパッと明るくなって、今日何度目か判らないハグをされる。

澪田 「さやかちゃんー! もう唯吹とさやかちゃんはマブダチだよー!」

舞園 「曲、始まっちゃいますよ」

 とても賑やかなお友達ができました。澪田 唯吹さん。天真爛漫、猪突猛進型の、可愛いお友達です。これからもっと仲を深めていけたらなと、心から思います。



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